ちわぷ〜の書評ブログ🐶

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名医?それとも迷医?『イン・ザ・プール』

 

こんばんは、ちわぷ〜です🐶

今日はスカッと笑える一癖も二癖もある精神科医のシリーズ小説をご紹介いたします✨

イン・ザ・プール奥田英朗(著) 文藝春秋

あらすじ

水泳中毒や携帯中毒など、一風変わった問題を抱えた患者達が伊良部一郎の精神科へやってくる。

治療らしい治療はせず、水泳中毒の患者と一緒に水泳を始めたり、ぶっとんだ言動で患者達を振り回していく伊良部。

しかし、一見するとふざけてる様にしか見えない伊良部の行動により、いつの間にか患者達の悩みは解決していく。

こんなお医者さん見たことない!

自己中で注射フェチで、他人の目は気にせず、中年太りなのになぜだか自分に自信満々で時には患者を口説いたりしちゃう…

好き勝手やった挙句にいつの間にか患者の悩みを解決してゆく伊良部先生の姿を見ていると人の目を気にする事なんてバカバカしいって思っちゃいますね(笑)

シリーズ化、メディア化されてます

伊良部シリーズとしてシリーズ化されており、直木賞受賞作「空中ブランコ

町長選挙」と続いていきます。

各作品、映像化や舞台化されていますので、どこかで目に触れた方も多いのではないでしょうか?

 

イン・ザ・プール」も映画化されているのですが、尺の都合上か5編ある内の3編のストーリーを基に構成されており、触れられていないエピソードも面白いので、映画版が楽しめた方には是非とも原作もオススメいたします!

まとめ

破天荒でとんでもない事をしているのに自信満々な伊良部先生を見ていると、人の悩みは十人十色ですが、大切な事は自分に自信を持つ事なんだなぁと学びました。

興味を持たれた方は、まずは第一作目の「イン・ザ・プール」を読んでみる事をオススメいたします!

 

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こんな人にオススメ

コメディ作品をお探しの方

映像化された物を観て、他のエピソードも読んでみたい方