ちわぷ〜の書評ブログ🐶

アラサーの物書き愛犬家の書評ブログです🐶

屋上に縁切り神社がある不思議なマンション「わたしの美しい庭」

 

 

こんばんは、ちわぷ〜です🐶

今日は「流浪の月」の凪良先生の作品で、縁切り神社のある不思議なマンションに集った人々を描く、優しい気持ちになれる小説をご紹介いたします☆

「わたしの美しい庭」凪良ゆう(著)ポプラ社

あらすじ

屋上の庭園の奥に縁切り神社がある不思議なマンション。そこで一緒に暮らす神社の宮司の統理と小学生の百音。

統理と百音は親子ではなく、百音は統理が別れた妻が再婚して生んだ子供だった…

縁切り神社が繋ぐ不思議な絆

屋上に縁切り神社があって、前妻の子供を引き取って育てているという設定に惹かれて手に取りましたが、とても温かい気持ちになれる作品でした。

 

統理と百音のマンションには様々な想いを抱えた人々が集ってくるのですが、断ち切れない過去を抱えつつも一歩前に進んでいく姿には励まされる人も多いのではないでしょうか。

 

統理と百音の隣に住む、統理の同級生、路有との3人の会話にはほっこりさせてもらいました。

統理が百音を引き取る際に言ったセリフには、思わず感動しました(泣)

まとめ

どの作品も文章を読んでいると不思議と心地良い気持ちになってくる凪良先生の作品。

「流浪の月」が映画化され話題になってますが、「流浪の月」は読んだけどこっちはまだ〜という方は、こちらの作品も一緒にいかがでしょうか?

こんな人にオススメ

優しい気持ちになりたい方

「流浪の月」など、凪良先生のファンの方