- 「郵便配達人 花木瞳子が盗み見る」二宮敦人(著)TOブックス
- あらすじ
- 珍しい女性郵便配達人が主人公のシリーズ!
- 「最後の医者シリーズ」の人間讃歌のイメージが強い二宮先生ですが…
- まとめ
- こんな人にオススメ
こんばんは、ちわぷ〜です🐶
本日はライトノベルなのですが、「最後の医者」シリーズやエッセイ「最後の秘境 東京藝大〜天才たちのカオスな日常〜」などでヒットを飛ばす、二宮敦人先生を知るきっかけとなった作品をご紹介いたします*
「郵便配達人 花木瞳子が盗み見る」二宮敦人(著)TOブックス
あらすじ
郵便配達人の花木瞳子は、立川の町で日々奮闘している。
瞳子はある日、どうしても気になる配達先の封書の中身を盗み見てしまう。
そこには「あなたは誰ですか?」というメッセージが…
そんな中、立川で猟奇的な連続殺人事件が起きてしまい…
珍しい女性郵便配達人が主人公のシリーズ!
街中でカブにまたがって配達している郵便配達人の方って男性のイメージが強いですが、本作では若い女性の郵便配達人が主人公となっております!
郵便がトリックになっているミステリーというところが斬新で、郵便にまつわる面白いネタの数々でとても興味深くシリーズ全4作読破させて頂きました!
個人的には2作目の年賀状の話が出てくる「花木瞳子が仰ぎ見る」が好きでした^^
主人公の瞳子ちゃんのキャラクターが良くて、仕事終わりに行きつけのこじんまりとしたおでん屋さんで一杯やっているオヤジ臭いところも好きでした(笑)
シリーズ物で順番に読んだ方が良いので、気になる方は一作目の「花木瞳子が盗み見る」から読んでみてください!
「最後の医者シリーズ」の人間讃歌のイメージが強い二宮先生ですが…
シリーズ累計40万部を突破して映画化企画進行中という「最後の医者」シリーズのイメージが強い二宮先生ですが、実はホラーだったり、猟奇的な殺人犯を描いたミステリーを数多く執筆されております!
余談ですが、ちわぷ〜は以前に二宮先生のトークショーに行った事があり(しかも気合入れて最前列 笑)
サイン会にも参加したのですが、こんな人があんな猟奇的な小説を書いてるの!?とびっくりするくらいの好青年って感じの先生で、メッチャ真摯な方で驚きました(笑)
図書館だったのですが、ちょっと変わった造りの建物で二宮先生がトークショー前に職員の方に色々質問なさってる姿が印象的でした。
そうゆう何気ないところから作品って生まれてくるんだな〜って…
「最後の医者」の文庫本にサインを書いて頂いたのですが、メッチャ上手な絵も添えてくださって感激でした!「最後の医者」もいずれご紹介させて頂ければと思います(^ ^)
まとめ
本作は二宮先生の中ではホラー要素は弱めなのでご安心ください!
郵便をトリックに使ったミステリー小説という認識で大丈夫です!
こんな人にオススメ
郵便ネタに興味のある方。
「最後の医者」シリーズなどから入った二宮先生のファンの方で、他のシリーズも読んでみたいという方。