こんばんは、ちわぷ〜です🐶
仕事で函館に行く予定が、新型コロナの感染拡大の影響により中止となってしまいました(T . T)
仕方なくGLAYを聴きながら、函館ご当地グルメのやきとり弁当をマネた焼き鳥丼を作ってみたりと函館気分で過ごしております★
そんなこんな?函館気分を更に盛り上げるべく、函館を舞台にした小説を読んでみましたので、ご紹介させていただきます☆
「海峡の光」辻仁成(著)新潮社
あらすじ
元青函連絡船の客室係で、函館少年刑務所の看守を務める斉藤。ある日、刑務所に新しい囚人が入ってくる。それは少年時代に斉藤をいじめていた、同級生の花井だった…
青函連絡船の廃船が迫った函館を描く、芥川賞受賞作
時代背景としては、青函連絡船の廃船直前、昭和末期の函館を描いております。
刑務所ものなのでそんなに函館の街の話は出てこないのかな〜と思いきや、
函館少年刑務所には日本で唯一の船舶訓練教室があり、元青函連絡船の客室係だった主人公の斉藤がその船舶訓練教室の副担当官になり、この教室の受講を希望した同級生の花井と再会する…
という流れなので、海での訓練の場面や青函連絡船の話がかなり出てくるので、
ちゃんと函館を感じる事ができました!
刑務所もの特有の閉塞感は薄く、読んでて息苦しさは感じませんでした!
とにかく出会い方が衝撃的で、服役囚でありながら花井のカリスマ性がスゴ過ぎて…
ストーリーの展開に最後まで惹きつけられました。
まとめ
「冷静と情熱のあいだ」の辻先生の作品だけあって、やはり感情の描写が繊細で、言葉の連なりが心地よく染み込んできます。
コロナが収まってまた仕事で函館に行く機会があれば、青函連絡船はもうないけど、今度はフェリーで行ってみようかな〜と思いました!
ハチクロファンなので、船で北海道というのは密かな憧れです(^^)
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こんな人にオススメ
函館を感じられる小説を読んでみたい方。
青函連絡船など船に興味のある方。
「冷静と情熱のあいだ」など辻先生のファンの方。