こんばんは、ちわぷ〜です!
皆さんはハワイに行った事がありますか?
私は一度もありません(笑)
コロナ終わったら行ってみたいな〜とマイルを貯めて密かに憧れてる地、ハワイを舞台にした面白そうな設定のミステリー小説を見つけたので、手に取ってみました!
ハワイでの物語ですが、洋書ではなく登場人物は全て日本人ですので、翻訳本が苦手な方でも大丈夫です!
「ホテル・ピーベリー」近藤史恵(著)双葉社
あらすじ
ある出来事がきっかけで、教師の職を辞して人生の岐路に立たされている木崎淳平は、知人の紹介でハワイのヒロの街から車で20分の郊外にある日本人夫婦のオーナーが経営する、たった6部屋しかないホテル、ピーベリーに滞在する。
そのホテルは一見さん以外はお断り。一度泊まれば二度と泊まる事ができないという、変わった決まりがあった。
ハワイでの生活に慣れてきた淳平だったが、ある日、客の一人が溺死してしまい…
マニアックなハワイの情景を描いている
ハワイに行った事ないくせに恐縮ですが(汗)
本作は世間一般のイメージにある観光地ハワイを描いているのではなく、もう少し細かく踏み込んで描写している様に思いました。
まず、ハワイで定番の観光地といえばホノルル、ダイヤモンドヘッドなどが思い浮かぶと思いますが、本作ではそれらがあるオアフ島ではなく、
ハワイ島のヒロという街から車で20分の郊外にあるホテルを舞台にしています。
またオーナー夫婦は長くハワイで暮らしており、登場人物達も最長3ヶ月間の長期滞在をしているので、観光というよりも生活をしている様な感じなので、ハワイ島の事細かな部分もしっかりと描いています。
筆者の方がハワイに詳しいのか、色々と知る事ができて面白かったです。
たとえば、学生の頃ケッペンの気候区分を習ったかと思いますが、
ハワイには13の気候区分の内、11もの気候が存在していると言われており、車でドライブしていて雨に打たれない日は無いらしいです!
ハワイって常夏の南の島のイメージでしたが、色んな顔を持っていて面白そうですね
(^ ^)
まとめ
しっかりとしたミステリーでありながら、前半部分ではハワイ島の事をしっかりと描いていて旅行した気分にもなれる、二度おいしい作品です!
本作で登場した火山や星空などハワイ島にも魅力的なものがたくさんあると知れたので、コロナが収まってもしハワイに行く時は、私もハワイ島の方に滞在したいな〜と思いました(^ ^)
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こんな人にオススメ
ハワイを舞台にしたミステリーを読んで見たい方
ハワイ島に旅行に行きたいな〜と思っている方
ハワイ島が好きだけどこのご時世でなかなか行けず、気分だけでもハワイにトリップしたい方