こんばんは、ちわぷ〜です!
今はコロナ禍なので何とも言いにくいのですが、
夏といえば旅!ですよね(^ ^)
今回は青春18切符で行く同窓会の旅を描いた作品をご紹介いたします☆
「やんぐとれいん」西田俊也(著)文藝春秋
あらすじ
ある事件がきっかけで高校時代の同級生であり、夫のサイトーとすれ違い始めた主人公のアメ。
同窓会の幹事となったアメは、サイトーとの思い出のある青春18切符の旅を企画する。
呼びかけに応じたのはアメを含めて6人。そこにサイトーはいなかった。
32歳という立派な大人になった6人は、それぞれの想いを抱えて、鈍行列車に揺られ、行き先も決めずに旅に出る…
青春18切符を使った風変わりな同窓会
みなさんは青春18切符というものをご存じでしょうか?
1券5日分の綴りで販売されており、1日の始めにスタンプを押してもらい、その後は乗り降り自由で終日乗り放題。
1券12050円なので、1日あたり2410円という破格の安さで移動する事ができます!
ただし、使う事ができるのは、基本、鈍行列車のみですが(笑)
ちょうど今18切符のシーズン真っ只中なのですが、夏休みや冬休みなど長期休みに合わせた日程で販売されているので、時間を持て余し、お金の無い学生達の強い味方なのです!
私も学生時代使った事があり、東北をぐるりと旅してきました^ ^
1日の始めに改札で押してもらうスタンプに駅名と日付が入っているのですが、それが5日分貯まると、もう立派な宝物で…
朝、地元の人が通勤に使うワンマン列車に紛れ込んでみたり、車内で交わされる方言の数々や駅で売られている駅弁など、新鮮な旅でした!
夏が来る度に思い出す、良い思い出です^ ^
しかし、社会に出るとどうしても時間が限られている事もあり、新幹線や飛行機などを使い旅に出がちです(新幹線も飛行機も大好きなんですが)
今回の作品では、32歳という、もう良い大人達が学生の頃の様に鈍行列車に揺られて旅に出る姿を描いています。
もうそれだけでグッとしてしまいますよね(T ^ T)
まとめ
同窓会で青春18切符の旅だなんて斬新だな〜と思いますが、面白そうですよね☆
青春18切符を使った事がある方だったら、読んでいてご自身の旅の思い出が蘇ってくる作品なんじゃないかな〜と思います(^^)
こんな人にオススメ
かつて青春18切符を使って旅に出た大人達
これから青春18切符を使って旅に出ようと思っている方