ちわぷ〜の書評ブログ🐶

アラサーの物書き愛犬家の書評ブログです🐶

夕焼けだんだんを降りて出会ったのは、あの日の自分「あの夏、二人のルカ」

 

こんばんは、ちわぷ〜です!

表紙の画像を見て日暮里界隈に詳しい方であれば、おおっ!と気づくかと思いますが、

本日の作品の舞台となっているのは、街ブラでお馴染みの谷中銀座です!

ガールズバンドの話なので、音楽好きにもオススメの作品です☆

「あの夏、二人のルカ」誉田哲也(著)KADOKAWA

あらすじ

離婚し、仕事も退職して、名古屋から谷中に戻ってきた遥。

谷中に新しくできた「ルーカス・ギタークラフト」というギターの修理のみならず、日用品の修理などなんでも請け負う店を見つけ、その名前に思うところあり、店に足を踏み入れる遥。

高校時代、同級生たちとガールズバンドをしていた記憶が蘇ってゆく…

谷中銀座の印象的な夕焼け

表紙の”夕焼けだんだん”から降りていくと良い感じの商店街が広がっていて、

今はこのご時世なのでやっているかは不明ですが、食べ歩きやビールケースを逆さにしてイスにして軒先でちょい飲みなんかもできたり、なかなか楽しいところです!

 

夕方なんて、どこか幻想な光景で…

夕焼けだんだんと名づけられるだけの事はあります^ ^

 

そんな街で繰り広げられる物語だからでしょうか、遥達の青春の追憶が美しく感じる物語でした(^ ^)

まとめ

ギターの描写がかなり細かく描かれている作品ですので、音楽好きにはたまらない作品になっていると思います!

夕焼けの谷中銀座を歩きたくなる作品でした^ ^

こんな人にオススメ

谷中銀座など、日暮里界隈に思い入れのある方。

バンドなど、音楽が好きな方。

誉田先生のファンの方