こんばんは、ちわぷ〜です!
好きな作家さんの作品で、読みたい読みたいと思っていても、なかなか読めない作品ってありませんか?
本日は友人に背中を押され、ようやく読めた作品がありますのでご紹介させて頂きます☆
「いえ」小野寺史宜(著) 祥伝社
あらすじ
三上傑の大学生の妹、若緒は、傑の親友の大河と付き合っていた。
ある日、若緒は大河の運転する車に乗り、事故に遭って左足に後遺症を負い、足を引きずらなければ歩けなくなってしまう。
若緒はハンデを負いながら就職活動を続けているが、足のせいもあるのか苦戦している。
事故をきっかけに傑と大河の間には壁が生まれ、家族の間でも言い争いが絶えない。
傑は、若緒に、大河に、どう接すればいいのか、思い悩む…
やりきれない想いの終着点
小野寺先生の作品は何作か読ませて頂いていて、本ブログでも取り上げさせて頂いた事があるのですが、
本作はあらすじを読んで、「ひょっとしたらヘビーかも…」と二の足を踏んでいたのですが、友人にススメられて、そんなに面白いなら!と読んでみました☆
結論から言うと心配していた様なヘビーな内容ではなく
(妹に後遺症を負わせた親友との在り方を描いているので軽々しいものではありませんが)
不快感はまったく無いので、私の様に敬遠していた人も安心して本を開いてください!
まとめ
傑を通して親友とは何か?家族とは何か?考えさせられる作品でした。
小野寺先生の書く文章は読みやすくまとまっていて、温かみがあるので、普段あまり読書をしない方にもオススメです!
小野寺先生の作品は、こちらもオススメです☆
こんな人にオススメ
人の想いを丁寧に描いた作品をお捜しの方
小野寺先生のファンの方
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