こんばんは、ちわぷ〜です!
今もなお大人気な新撰組。みなさんはどんな隊士が好きでしょうか?
本日は、土方歳三、芹沢鴨ファンの方にオススメの作品をご紹介いたします!
今作は花街である島原の芸妓から見た芹沢鴨暗殺事件というオリジナリティ溢れる内容になっております☆
「輪違屋糸里」 浅田次郎(著) 文藝春秋
あらすじ
新撰組がまだ結成間も無く、統制が取れておらず町の人々から壬生狼(みぶろ)と呼ばれ恐れられていた頃。
新撰組内部で近藤勇派と芹沢鴨派に分かれ、不協和音が鳴っていた。
近藤派の土方歳三は、両派の和解の為に島原の芸妓である糸里を利用しようとする。
いつしか糸里は、新撰組の運命に巻き込まれてゆく…
今も残る島原の風情
新撰組がいた当時とは、当然様変わりしておりますが、現在も島原大門や新撰組が集っていた揚屋の角屋も、そして本作で重要な役割を占める輪違屋も島原に現在も営業し、当時の雰囲気を感じる事ができます!
輪違屋には近藤勇と桂小五郎の直筆の書が飾られており、時代の息吹を感じる事ができます(๑>◡<๑)
*輪違屋は公開の時期が定められておりますし、コロナ禍ですのでスケジュール等をよくご確認してから行ってみてください!
新撰組ファンの私も2019年に仕事で京都に行った際に島原界隈を散策し、島原〜当時の新撰組の屯所のあった壬生まで歩いてみたりと、新撰組隊士の気持ちになって歩いてみたりしました!
また、芹沢鴨暗殺の現場である壬生の八木邸も現存し、中に上がる事ができ、芹沢鴨暗殺時に付いた刀傷などを見る事ができます!
ガイドさん的な方?が色々と説明してくれて楽しいので、興味がある方は是非そちらも行ってみてください☆
*こちらもコロナ禍ですので、事前に営業の確認をしてから行って頂ければと思います!
まとめ
有名な芹沢鴨暗殺事件も島原の芸妓の目線から描くと、また違った側面が見えてきて興味深い作品です。
本作を読んだ後に島原界隈を散策するとより一層グッと来るものがありますので、京都にお出かけの予定がある方にもオススメの作品です!
浅田先生の新撰組を描いた作品は下記の2作もオススメです!
話は繋がっていないのでどれから読んでも大丈夫です☆
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こんな人にオススメ
幕末の島原界隈に興味のある方
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