こんばんは、ちわぷ〜です!
今日はワールドカップ日本代表初戦ですね!
しかも相手は強豪ドイツ!
Jリーグ派なのであまり海外の選手には詳しくないのですが、そんな私でも知っている有名選手だらけのドイツにどんな戦いを挑むのか楽しみです☆
特にサッカー関係無い話なんですけど、本日も小説をご紹介いたします笑
「どこから行っても遠い町」川上弘美(著) 新潮社
あらすじ
ある商店街の魚屋さんとその周囲の人々を描いた連作短編集。
全11作の短編を収録し、ラブストーリーが多目に描かれている。
様々な愛の形を描いた短編集
始めて読んだ作家さんでしたが、芥川賞など様々な賞を受賞されているだけあって、まとまりがあり完成度が高い作品でした!
かなり読みやすい文体で、ストーリーも無理やりな派手さは無く落ち着いていて、生活感がきちんとある人物造形でした。
どこにでもいそうな人々に焦点が当てられているので、感情移入もしやすいかと思います。
個人的には、江國香織さんの「号泣する準備はできていた」を読んだ時に近い感覚を覚え、そちらが好きな方はこちらも好きなんじゃないかな〜と思いました!
まとめ
ロマンティックさはありませんが、きちんと心情を描かれた作品で、生活感がリアルな落ち着いた大人向けの短編集です。
個人的には板前さんと女将さんの話が一番印象的でした!
1作品当たりページ数が短いので、忙しい時にもオススメな作品です☆
こんな人にオススメ
一つの町を様々な登場人物の視点から描いた作品を読みたい方
川上先生のファンの方
様々な愛の形を描いた短編集をお探しの方
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