こんばんは、ちわぷ〜です!
日本代表、惜しかったですね、、、
けど、今大会は戦前の予想を覆し、強豪国を相手にしっかりと戦えて充実した大会になったんじゃないかな〜と思います^ ^
日本代表の試合に備えて早めに仕事を終わらせたら出張先のホテルに17時にチェックインしてしまい時間を持て余してしまったので、出張のお供に持参した本を読破しましたので、ご紹介させていただきます☆
「ミス・サンシャイン」 吉田修一(著) 文藝春秋
あらすじ
大学院生の一心は、往年の世界的名女優、和楽京子の荷物整理のアルバイトをする事になり、京子の家へと通う事になる。
京子は引退し十年が過ぎ、80歳となっているが、とてもそうとは思えない艶があった。
一心は京子と共に時を過ごしてゆき、少しずつ自分の心が京子に惹かれていくのに気づいていたが、この気持ちは本当に恋心なのか?戸惑っていた…
往年の名女優というモチーフ
20代の若者と80歳の女性のラブストーリーと書いてしまうと首をひねってしまう方もいらっしゃるかも知れませんが、とにかく京子が艶っぽく描かれていて、違和感なく読めてしまいます。
引退した往年の名女優というモチーフもなかなか無い設定で面白く、戦後の日本映画の事なんかにもちょっと触れていたり、あの国民的女優がちょこっと出てきたりと、吉田修一ファンのみならず、映画ファンも楽しめる内容です!
和楽京子は一体誰をモチーフにしたんだろう?もし実写化したら誰が演じるんだろう?と、想像しながら読むのが楽しかったです^ ^
まとめ
設定は凝っていますが、決して気をてらったラブストーリーではありません。
吉田先生の作風は「悪人」などのヘビーな印象が強いかと思いますが、
本作は優しさに溢れた物語で、心がスッと軽くなりました。
往年の映画ファンも楽しめる内容になっているかと思います!
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こんな人にオススメ
「悪人」など、吉田修一先生のファンの方
往年の女優を描いた作品に興味のある方
少し変わった設定のラブストーリーが読みたい方