おはようございます、ちわぷ〜です!
年末年始期間中、読書に勤しんでおりましたので、面白かった作品をご紹介させていただきます☆
「人質の朗読会」 小川洋子(著) 中央公論新社
あらすじ
南米のある村で、日本人の乗客と添乗員がゲリラに人質とされる。
激しい銃撃戦の末に、人質達は犯人グループが仕掛けたダイナマイトで、命を落としてしまう。
人質達の監禁現場には至るところに文字が書かれていた。
それは人質達が、それぞれの人生で心に残っている物語を書き残したもので、
現場に仕掛けられた盗聴器は、人質達がそれを朗読する様を録音していた…
「こちら、あみ子」に似た表紙!
表紙のヤギが似てたので二度見してしまいました!
今村先生が小川先生を目標にしているらしく、対談なんかも行っているので、寄せていったのかもしれませんね!
美しく読みやすい文章で綴られる人質たちの思い出から8人の人柄を想像できたりして考える楽しみに富んだ作品でした。
まとめ
良い意味で謎を残し、読み終わった後も想像する楽しみがある作品でした。
短編集のイメージで読んで良い作品なので、時間が無い忙しい時でも、少しずつ楽しめます!
あらすじ読むと暗い話なのかな〜と思われるかも知れませんが、冒頭だけでそれ以降は気が滅入る様な事はありませんので、ご安心ください!
佐藤隆太さん主演で実写化もされている様なので、そちらの方もチェックしようと思いました☆
小川先生の作品は、以前取り上げたこちらの作品もオススメです!
第1回本屋大賞受賞作になります☆
こんな人にオススメ
小川先生のファンの方
斬新な設定の作品を読みたい方
佐藤隆太さんなど、実写版のファンの方
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