おはようございます、ちわぷ〜です!
本日は知人にオススメしてもらったものですが、今までとは毛色の違う作品を読んでみましたので、ご紹介させて頂きます!
若くして亡くなってしまった作家さんで、作品数も少ないのですが、メタルギアソリッドというゲームのノベライズにも関わっていて根強いファンが多い方です。
本日ご紹介させていただく作品はデビュー作で、アメリカでの実写映画化も予定されている様です☆
「虐殺器官」 伊藤計劃(著) 早川書房
あらすじ
米軍大尉のクラヴィスは、謎の男ジョン・ポールを追っていた。
ジョンは米軍の徹底マークを物ともせずに姿をくらまし、米軍内でもその存在は機密事項とされていた。
2016年に劇場アニメ化!
本作は劇場アニメ化されており、中村悠一さん、梶裕貴さんなどなど豪華声優陣がキャラクターボイスを担当されております!
本作を読んで作家の特徴として一番感じた事は、画になる描写が多い事。
そして、恐らく伊藤先生もその点にこだわって表現されているという事。
伊藤先生の頭の中で繰り広げられている映像を文章化した様な、映像的な表現の多い小説だなと感じました。
気になって調べてみたところ美大の映像科を卒業されていて、納得しました!
実写映画化も楽しみですが、あの世界観をどうアニメで表現したのか興味が沸いたので、アニメ版も見てみたいと思いました☆
まとめ
オリジナリティ溢れる世界観に簡潔で分かりやすく、頭の中で映像を思い浮かべやすい描写の数々ととてもデビュー作とは思えない内容でした!
ミリタリー物を読んだのはもしかしたら初めてだったかも知れませんが、分かりやすかったので余裕で付いていく事ができて、長編でしたが長く感じず読めました^ ^
これを機に伊藤先生の他の作品も読んでみたいと思いました☆
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こんな人にオススメ
伊藤先生のファンの方
SF要素のある軍事物が好きな方