こんにちわ、ちわぷ〜です！
最近ハマってよく読んでいる馳先生の作品。
本日は犬を題材とした作品ではなく、
生き物繋がりで、実在した名馬を題材にした感動の人間ドラマをご紹介いたします！
今話題のウマ娘にも登場している名馬になります☆
「黄金旅程」 馳星周（著） 集英社
あらすじ
装蹄師の平野敬は、ある出来事で競馬場を追われ、北海道の浦河で引退馬の養老牧場を営んでいる。
一流馬の資質を持ちながらも、その荒い気性の為に勝つ事ができない、シルバーコレクターのエゴンウレア（ステイゴールド）は、敬たち日高地方の競馬に携わる人間にとって希望の光だった。
エゴンウレアを中心に人々の運命が交差する…
歴史的名馬ステイゴールド！
馳先生が直木賞受賞後、長編の題材に選んだのは名馬ステイゴールド！
2着が多く勝ちきれないシルバーコレクターで、なかなかのクセ馬でしたが、ファンが多い馬で、日本のみならず香港やドバイでも勝利した稀代の名馬でした！
種牡馬入りしてからは、三冠馬オルフェーブルやゴールドシップを輩出し、その血は脈々と受け継がれています。
本作はステイゴールドをモチーフにした、あくまでフィクションではありますが、
非常に感動したので、モチーフになったステイゴールドの事を調べてみました。
やはり小説とリンクしているところが多かったので、ステイゴールドファンにはたまらない内容なんじゃないかな〜と思いました☆
タイトルの「黄金旅程」は香港でのステイゴールドの登録表記とのこと！
競馬を扱った題材って基本的にジョッキーが主人公のイメージがありますが、
蹄鉄（馬の靴の様なもの）を装蹄する装蹄師という切り口も新鮮で面白かったです☆
まとめ
名馬ステイゴールドをモチーフに、その周辺の人々を描いた作品です！
競馬好きのみならず、多くの人々に深く刺さる人間ドラマでした^ ^
やはり馳先生の動物を扱った作品は、動物愛に満ちていて完成度もかなり高いです☆
作中きちんと丁寧に説明があるので競馬の知識はなくても全く問題ありませんでした！
作中に門別競馬場も登場し、地方競馬の裏側にも触れているので、一冊でかなり多くの知識を得る事ができました！
馳先生の作品はこちらの作品もオススメです！
こちらは犬を扱った作品で、直木賞受賞作になります☆
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こんな人にオススメ
ステイゴールドやその仔たちのファンの方
ステイゴールドという馬に興味のある方
馳先生のファンの方
