こんばんは、ちわぷ〜です!
度々ご紹介させて頂いている「ビーバップハイスクール」の木内先生の小説作品。
今回はちょっぴりハードボイルド風味強めの作品ですが、非常に楽しめるエンターテイメント作品をご紹介いたします☆
「キッド」 木内一裕(著) 講談社
あらすじ
祖父から受け継いだビリヤード場を経営するハタチの石川。
近所のタバコ屋の少女の助けに駆けつけてみると、そこには死体が…
思わぬ事から死体遺棄の手伝いをしてしまった石川は様々な困難を乗り越える事ができるのだろうか…
一つの死体を巡るノンストップクライムサスペンス!
あらすじを読んでいるだけだと、THE犯罪小説みたいな印象ですが、木内先生の作品の中でも随一なエンターテイメント性に溢れる作品だと思います!
一つの死体を巡る物語なのですが、死体を埋めたり掘り返したり…
変に深いテーマとか押し付けがましいセリフなどは無くて、
これから先、一体どうなるんだろう?というワクワク感だけで読めちゃう作品です!
死体が重要になってくる物語ってあんまないんじゃないかな〜と思います!
(「スタンドバイミー」とかは死体どうこうよりもそれまでの道のりが重要なストーリーですし)
読書家の方にとっても、新鮮な作品なんじゃないかな〜と思います!
もし映画化とかしたら、この死体役誰がやるのだろうか?と考えながら読むのも面白いかも知れません(笑)
まとめ
元売れっ子漫画家が手掛けるエンターテイメントが詰まった作品で、
テンポ良く一気読み必至です!
小難しい事を考えずに読めちゃうし、あまり長く感じないので、軽〜い気持ちで読んでみてください☆
木内先生の作品は以前取り上げたこちらの作品もオススメです☆
こんな人にオススメ
木内先生のファンの方
斬新なハードボイルドテイストの作品を読みたい方