こんばんは、ちわぷ〜です!
アラサーを迎え、年を取ってきているからでしょうか、たまに食べるぬか漬けがおいしくて、おいしくて…
吸い寄せられるかの様に手に取った本がございますので、ご紹介させていただきます☆
「今夜、ぬか漬けスナックで」 古矢永塔子(著) 小学館
あらすじ
音信不通だった母が報されて、槙生は瀬戸内に浮かぶ小豆島を訪れる。
そこには、母が営んでいたスナックのマスターだったという若い男、伊吹がいた。
伊吹と母の関係は一体…?
職を失った槙生は、しばらく伊吹と同居する事になるのだが…
ぬか漬けになぞらえた、癒しの物語
はじめましての作家さんでしたがとても良い文章を書かれていて、
特に各エピソードの後半に語られるぬか漬けになぞらえたセリフがとても素晴らしくてジーンと来ました!
今までまったく知らなかったのですが、ぬか床というのは様々な工程を経て良いものになっていく様で、(足し塩や捨て漬けなど)
そういったぬか床になぞらえた、心温まる人と人との交流を描いている作品で、とても新鮮でした!
著者の方は「第1回 日本おいしい小説大賞」という賞を受賞されているだけあって、ぬか漬けがとても美味しそうに描かれていて、今後ますますぬか漬けにハマってしまいそうです(笑)
まとめ
ぬか漬けに興味のある方はもちろん、ぬか漬けに興味の無い方でも楽しめる、小豆島を舞台に描かれた優しい気持ちになれる物語です!
各話そこまで文量が多くなく、仕事で疲れて帰ってきて夜寝る前に一話ずつ読んで癒される…という読み方もオススメです!
とても将来が楽しみな作家さんなので、次回作も必ずチェックしようと思います☆
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こんな人にオススメ
心癒される小説をお探しの方
ぬか漬けを題材にした小説に興味のある方
小豆島を舞台にした作品に興味のある方