ちわぷ〜の書評ブログ🐶

アラサーの物書き愛犬家の書評ブログです🐶

このタイトルにはちゃんと意味があった…「ザリガニの鳴くところ」

 

こんばんは、ちわぷ〜です!

 

翻訳物って何となく苦手で、普段は避けているのですが、

2021年の本屋大賞翻訳小説部門で1位を獲得した作品が気になったので読んでみたらメチャクチャ面白かったのでご紹介させて頂きます☆

「ザリガニの鳴くところ」 ディーリア・オーリンズ(著)早川書房

あらすじ

アメリカ、ノースカロライナ州の湿地で、チェイスという青年の死体が発見される。

人々は、6歳の頃に家族から見捨てられ、たった一人で生きて来た湿地の少女と呼ばれるカイアを疑う…

少女の成長物語とサスペンスの融合!

本作はタイトルが気になったのと、表紙が綺麗だったため手を伸ばした作品でした!

タイトルの意味はちゃんと作中で説明されています(^ ^)

 

ノースカロライナってどこ?ってレベルの私でも違和感なく読めたので、外国の作品が苦手な方でも大丈夫だと思います!

 

かなり不幸な生い立ちの主人公カイアですが、それにも増して湿地の豊かな自然や、その中で出会った初恋などのエピソードの爽やかさが勝っており、

古き良きアメリカを思わせる青春っぽさがあり、

 

一方、カイアの青春物語と交互に描かれるサスペンスがあります!

カイアが関わって来た男が殺されてしまって、その謎を追うミステリーがあり、

 

何とも言えない新感覚の物語で、本屋大賞で評価されたのも頷ける作品でした☆

まとめ

本屋大賞翻訳小説部門で1位を獲得したアメリカのベストセラー小説で、

ミステリー風味もある、アメリカの古き良き青春物です!

 

長編の物語ですが、表紙が綺麗なので、本を開く時ウキウキとした気持ちで読む事ができました(^ ^)

 

その斬新なタイトルの意味は、是非ご自身の目でお確かめください(笑)

 

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こんな人にオススメ

古き良きアメリカの物語を読みたい方

全米ベストセラーの作品を読みたい方