こんばんは、ちわぷ〜です！
昨日今日と雨が凄かったですね！
皆さんの地域は大丈夫だったでしょうか？
ちょうどタイミングよくお休みで、おウチに引きこもって読書をしておりましたので、昨日読んだ本をご紹介させていただきます☆
「リカーシブル」 米澤穂信（著） 新潮社
あらすじ
父の失踪により、母の故郷へやってきた新中学生のハルカと弟のサトル。
町では高速道路の誘致や不思議な伝承が伝わっていたり、不穏な雰囲気。
そんな中、事件が相次ぐのだが、その全てがサトルの言動をなぞるかの様に起きていて…
ファンタジーっぽいミステリーも面白かった！
重厚な印象がある米澤先生のミステリーでしたが、本作は下地が青春ミステリー風味になっており、その中でサトルという不思議な男の子の登場と町に伝わる不思議な伝承でファンタジー感となんとも言えないザワザワ感が入り混ざった世界観となっています！
上記の様なテイストのミステリー小説って、巷に出回っているかと思いますが、米澤先生がこういうタイプの作品を書くというのもイメージと違い少々驚きましたが、
本作は米澤先生の他の作品と比較すると、良い意味での軽さがあり、気軽に読めるエンターテイメント作品に仕上がっていると思います！
改めて直木賞作家の引き出しの多さに脱帽しました☆
まとめ
青春ミステリーにファンタジー感と不穏な空気がトッピングされ、ザワザワ感まで楽しめるミステリー作品になっているかと思います！
違う作家さんですが、道尾秀介先生の作品が好きな方には合いそうだな〜といった感じの空気感でした！
気軽に読める作品なので、今まで米澤先生の作品は敷居が高いと感じていた方でも、米澤デビューしやすい作品になっております^ ^
米澤先生の作品は以前オススメしたこちらのミステリーもオススメです☆
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こんな人にオススメ
米澤先生のファンの方
伝承的な要素の入ったミステリーを読みたい方
