こんにちは、ちわぷ〜です!
昨日に引き続きニードル (id:kokoko777)様にご紹介頂いたルポ!
本日は、なんと服役中の無期懲役囚が書いたという、長期LB級刑務所内の囚人のことも分かる、貴重?な一冊でした!
「人を殺すとはどういうことか 長期LB級刑務所・殺人犯の告白」美達大和(著)
内容
2件の殺人罪で、長期LB級刑務所で無期懲役の刑を服役中の著者が、自身が犯した犯罪、それに至る経緯、家族のこと。
そして、LB級刑務所内での生活を綴る。
LB級刑務所の事さえ知らなかった
最初見た時、BLかと思って本気で一瞬赤面してしまいました(笑)
LB級刑務所の存在すら知らなかったので。
あまり知られていませんが、刑務所って区分されている様で、LB級刑務所とは懲役10年以上かつ、犯罪が染み付いたとされる囚人を収容する刑務所との事。
分かりやすくいうなれば、インペリアルダウンの最下層の様な状況でしょうか。
ニードル様にお勧めして頂いたルポをとりあえず全部取り寄せてみたら、世間の流れに疎い私でも知っている様な事件の著者の名前を発見。
いきなりそれはヤバいだろうとの判断で、肩慣らし的にこちらを先に読みましたが、こちらもメジャー級でした…
はじめに、
を読んで、もうそれだけで頭の処理が追いつかない情報量の数々!
本編に入る前にベランダで深呼吸してから読みました。
驚くのは囚人とは思えない、文章から伝わってくる著者の知性。
本人が紹介する経歴を読んで、罪を犯す前、それを裏付けるほどの結果を出していた事も判明。
では、なぜそんな社会で成功できるほどの人間が転落していったのか…本人の口から語られる事なので、やはり考えさせられるものがありました。
父親の話がけっこう出てきてて、個人的には人格形成に大きな影響があったんじゃないかと、昨日のモンスターマザーとは違うベクトルで考えさせられましたね…
これだけ知性がある方なのですから、社会で大成功する未来もあったのではと…
LB級の他の囚人の話も興味深かったですね。
一生目に触れる事はない光景を一瞬垣間見えた気がして、これがこういった書籍の醍醐味なのかもと、何冊か読んできての気づきもありました。
この手の書籍は考えさせられるばかりで、答えのない闇の中を彷徨っている感じになりますが、やはり考える事こそが初めの一歩。
今回も良い学びでした。
まとめ
長期LB級刑務所に服役している、無期懲役囚が綴る貴重な記録。
殺人に至る経緯は考えさせられるものがあり、そしてLB級刑務所での話は私たちが一生見ることの無い光景のその匂いが伝わってくる様な不思議な感覚。
今回も色々と学びが多く、ニードル様ありがとうございますm(__)m
ニードル様のオススメは、以前ご紹介したこちらの書籍もオススメです☆
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