こんにちは、ちわぷ〜です!
現在仕事で島原の乱関係の調べ事をしておりますが、宝塚で上演された天草四郎が主人公の作品「MESSIAH(メサイア)」がレンタルできるという事を知り、早速借りて見てみました!
ミュージカルという事で、せっかくなら大画面で見たい!と思い、奮発してiphoneをテレビに繋げる機器を買って満を持してみましたよ(^ω^)
宝塚は洋物は前に仕事で近くに行った時に見たのですが、和物は多分小学生の時に見た光源氏振り。
悪役の人が髭とか生やしてて本当に男っぽく見える!
ストーリーはかなりの脚色が入っているとの事でしたが、
天草四郎が海賊(倭寇?)のボスっていう設定とミュージカル特有の展開以外は、
脚色というよりはみんなが知らざるエピソードを全面に盛り込んだ結果、脚色っぽくなってるってだけの話なので、
大胆な脚色!と煽ったのが裏目に出てるんじゃないかな〜とは思いました。
山田右衛門作という天草四郎の陣中旗を描き、籠城した3万7000人の中で唯一生還したとされる絵師の名前がリノっていうのも、実はちゃんとした元ネタがあるし
(多分、相当島原の乱を勉強した人以外は知らない)
むしろしっかりと下地のある作品なんじゃないかな〜と思いました!
それだけに、天草四郎=海賊という設定は思うところがありました。
活劇っぽくなるし、暗くなりがちなストーリーにパッと映えるので、男役の魅力も十分引き出されるし、ミュージカルとしては悪くないのかも知れないけど、なんかちょっと勿体無い気がする。
う〜ん、でも男役の魅力は存分に引き出せてたしこれで正解なのかも…
けっこうしっかりとした考証の上に崩している事が分かったので、また機会があれば宝塚の和物もレンタルして見ようと思いました☆
さて本日の本題は、最近週一ペースで気晴らしに読んでいる自由気ままな歌人のエッセイです(^ω^)
「野良猫を尊敬した日」 穂村弘(著) 講談社
内容
他の書籍同様、歌人の穂村弘さんがありとあらゆる物事に対する思いを書き散らしたエッセイ。
どんな事って事を挙げるのが難しいほどに雑多なのも他と共通。
結局「もしもし、運命の人ですか。」を最初に読むのが最適解かも知れない!
前回取り上げた書籍で、テーマが恋に絞られている分「もしもし、運命の人ですか。」から入って人となりを知ってから他のエッセイを読んだ方が楽しめるのでは?と書きましたが、その思いがより強くなりました!
本当に書き散らしてる感じなので、初見でこのエッセイから入ると「この歌人の人、大丈夫?」と思ってしまうかも(笑)
私の場合、最初に「もしもし、運命の人ですか。」を読んでいたので、穂村さんのキテレツぶりがよく分かっていたので耐性があったし、それを求めて本を広げてるので大満足。
今作で特に面白かったエピソードは、穂村さんが小学生時代に見栄を張った
「部屋」
ババロアが、ふるんふるんとしている
「ババロア」
このエピソードがツボでした☆
まとめ
エッセイを読み慣れている人はこちらから入っても問題ないと思いますが、私の様に普段エッセイを読まない方は、下記に貼った作品から読んで頂いて、面白かったらこちらの作品や、以前オススメしたあちらの作品へと、手を伸ばしていって頂くのが一番楽しめるんじゃないかな〜と思いました☆
穂村先生のエッセイは、以前オススメしたこちらの書籍もオススメです☆
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こんな人にオススメ
穂村先生のファンの方