こんにちは、ちわぷ〜です！
分福茶釜関連のお仕事があり、読んでみたシリーズ。
今回は分福茶釜は関係ないのですが、面白かったのでシリーズ最終巻も読んでみました☆
本作はシリーズ３作目ですが、話は繋がっていないので本作から読み始めるでも全然OK！
一応、過去作の記事も貼っておきますね！
一作目はこちら！
二作目はこちらです！
「むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。」青柳碧人（著）
あらすじ
こぶとりじいさん、三年寝太郎、耳なし芳一、舌切り雀、金太郎をベースにしたミステリーを収録！
もはや華やかな昔話は残ってないのに、面白すぎる！
大人気シリーズでありながら、３冊目が最終巻。
昔話をベースにしてれば当たり前ですが、シンプルにネタの枯渇な気がします。
桃太郎や浦島太郎とか、昔話の王道は既に使い果たしているし、無理せず面白いところでおしまいにしてくれていて、飛ぶ鳥跡を濁さずな感じで好感！
今回は、あらすじで書いたラインナップですが、金太郎こそおれど、今までの２冊よりはちょっと地味目。
だけど、かなり手が込んでる感じで、たぶん売り出してゆくにあたって、誰でも知ってて人気の昔話をベースにした方がウケが良いとか、大人の事情もあったのではと思いますが、今回ある程度地味なラインナップになった事により、むしろ青柳先生のやりたい事が反映されている様な気がしました！
耳なし芳一は仕事で一時期調べてた時期があったので、懐かしかったです！
３冊を読んでのまとめとしては、個人的には１作目が一番好き！
どれから読んでも問題ない作りではありますが、とりあえず気になった方は一作目を最初に読むのがオススメ！
まとめ
昔話×ミステリーという、発明と言っても過言ではないシリーズ！
３冊で完結、面白さのピークで終わらした感があり、とても好感大！
赤ずきんちゃんが主人公の欧風のもあるそうなので、そちらも落ち着いたらチェックすると思います☆
昔話を題材にした作品は、以前ご紹介したこちらの作品もオススメです☆
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こんな人にオススメ
ユニークに崩した昔話を読みたい方
青柳先生のファンの方
