こんにちは、ちわぷ〜です!
この2ヶ月間忙しく、読書量も減り気味。
あれだけあったストックももう10を切り、カツカツでございます(笑)
忙しくても本を読みたくなると、文量的に半日もせず読み切れる芥川賞作品に頼りがち。
先日読んだ「工場」が面白かったので、小山田浩子さんの代表作である芥川賞受賞の「穴」を読んでみましたので、ご紹介させていただきます☆
「穴」 小山田浩子(著) 新潮社
あらすじ
共働きでカツカツのある夫婦。
姑の行為で家賃無しで暮らせる事になり、”私”はパートをやめる。
そして、謎の獣を追って、土手で胸の高さくらいの穴に落ちて…
実力は確か、でも好みは分かれそう
以前読んだ「工場」が衝撃的で、芥川賞受賞の本作も読みたいとリストアップしてました!
もう世界観が何だか独特!
現実的な作品とも取れるし、非現実的な作品とも取れるし、何とも言えない空気感。
好きな人は本当にハマる世界観。
大好きな人もいれば、何でこれが芥川賞なの?という風な疑問も出てきそうな感じ。
私はとても好きです!
パートをしている主婦が家賃が無いところに引っ越してきて、私はあんな狭いアパートを借りるためだけにパートして働いてたんだ、と思うところとか特に。
誰でも抱えているけど、あまり作品に描かない、ささやかながら切実な現実を描く事で、その後の独特の空気感が活かされてゆく感じが凄く良かったです(^ω^)
まとめ
芥川賞受賞作で、独特な空気感なので賛否は分かれそうですが、個人的には好きでした!
まだ小山田先生を読んだ事がないよ〜という方は、以前オススメさせて頂いた下記の作品の方が読みやすいかもなぁと思いました☆
こんな人にオススメ
芥川賞受賞の話題作を読みたい方
小山田先生のファンの方
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