こんにちは、ちわぷ〜です!
忙しくてなかなか見に行けてなかったのですが、昨日ようやく三谷幸喜さんの最新作「スオミの話をしよう」を見に行けました!
先に見た友人達の間で賛否が真っ二つに割れていた作品。
見てみてなるほど、これはかなり意見が分かれるし、男性と女性で感想もかなり変わってきそうな作品。
今までの三谷作品ではなかったタイプで、もし何も知らずに見ていれば、三谷幸喜さんが書いていた事も気づかなかったかもというくらい。
たぶん三谷さんの舞台作品もチェックするという方だと受け入れやすいのだと思いますけど、映画の三谷作品が好きで、それを今回も求め過ぎるとちょっと物足りなく感じるのかなぁと思いました。
コメディタッチでも、今までの映画の様なド派手な笑いという感じではないので(^◇^;)
けど、随所随所の笑いのセンスはさすがで、緊迫した状況で放たれたとある一言はクリーンヒットしてしまい、声を上げて大爆笑(笑)
田舎の映画館過ぎてお客さん私と、端っこの方にもうお一方いるだけだったからあまり迷惑にならず良かった(^◇^;)
今までの三谷作品の中でベストとは言わないけど、三谷ファンなら一度は見なきゃ損!というのが私の感想です^ - ^
今度は「侍タイムスリッパー」を見に行きたい!
自主制作の作品ですが、カメラを止めるな!的な人気で公開館を増やしていて、ついに私の街にも上陸!
忙しいから見に行けないかもと諦めてたんで嬉しいです^ - ^
書評の方は、現在仕事で調べている古墳時代後期の書籍。
最近、このネタが連投だし、そもそもネタ的に
古代といっても結構広い範囲を述べている書籍です☆
「古代の地方豪族と王権・両貫制」 加藤謙吉(著)
内容
磐井の乱を筆頭に、題名通りの考察を述べているが、古代といっても範囲も広く、また取り上げる地方豪族も日本各地多種多様。
この時代の研究者、渾身の一冊!
この時代調べ始めたばかりで、お名前を全く存じ上げて無かったのですが、この時代の研究ではかなり名が知れている方と後々聞きました。
また、あとがきを読むとご高齢でかなりの覚悟を持って書かれた、研究の総まとめ的な渾身の一冊という事も感じました。
この時代があまり詳しくない方が、いきなりこの書籍からだとハードルが高い様に感じます。まずは、当ブログでここ最近おすすめしている物か、もっと簡単なイラスト付きの物が良いかなぁと思いました。
慣れてきたらぜひ読んでみて頂きたい作品です( ^ω^ )
今回、私の調べ物的に該当するのは、第1章の磐井の乱のみでしたが、他のパートもかなり濃い情報でまとめられていて、またこの辺の時代絡みの仕事の時は手に取るのではないかと思わせる一冊でした!
ちなみに、磐井の乱については、下記の記事にまとめてますので、気になる方はチェックしてみてください!
余談ですが、気になったのは巻末のこの出版社の歴史本の紹介のコーナー。
タイトルの横に「品切れ中」の文字が何冊もありました。
絶版であればそもそも載せないし、品切れであれば重版するのみなので、通常は書かないワードだと思うのですが、この手のマニアックな書籍はやはり手に取る方が限られるので、重版する事は簡単な事ではないのでしょうか…
最近は縄文ブームという言葉も聞きますので、こういった古代の研究にももっとスポットが当たっても良いのになぁと思いました☆
まとめ
かなり専門的な情報を知れる作者渾身の一冊。
まずは他の書籍で簡単に下調べをしてから、深く学びたい方は手に取ってみてください☆
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こんな人にオススメ
古代の地方豪族に興味がある方