こんにちは、ちわぷ〜です!
世間の流れに疎く、テレビを手放して早2年?とかの私は、万年流行遅れ。
なので、本日ご紹介する作品がドラマ化されて話題だった事すら知らず、
あっこんなのあるんだ!と今さら手に取る(笑)
なかなかシャレたミステリーですよ☆
「貴族探偵」 麻耶雄嵩(著) 集英社
あらすじ
自称、貴族である主人公は、事件解決は全て使用人に任せ、本人は好き勝手やっている。
そんな貴族探偵は事件を解決できるのだろうか?
事情は知らないがワケ有り感は感じる
主人公がなんか濃ゆそうなキャラだったので手に取りましたが、想像以上にしっかりとしたミステリーでした!
ラノベっぽいキャラ、展開でありながらも、文章とミステリーの部分がかなりしっかりしており、濃ゆいキャラと展開がうまくマッチしている!
これはラノベではなく、小説だと思います。
ラノベって、勢い良しなキャラが活躍するハチャメチャなもの、と個人的に定義していましたが、今作を読んでそれを改めました。
あくまでミステリーにおける話ですが、結局は文章の重みと密度で分けられるのかなぁ〜と。
奇抜な主人公でも奇をてらった感も感じず、ちゃんとしたミステリー小説を読んだなぁという感想。
続編もある様なので、仕事が落ち着いたらチェックしたいなぁと想ってます^ ^
あと、事情はまったく知らないのですが、訳アリだなぁと思った理由は、
初出の年数に開きがある件。
計5作が収録されていますが、初出は同じ小説誌ながらも、2001年2月〜2009年9月と長い期間…生まれた子供が小学校3年生になったくらいの期間?
それってこの手の売れた小説では珍しいのではないでしょうか。
しかも1年半置きに1本とかではなく、
1作目2001年2月、2作目2001年9月と来てから、
3作目はいきなり2007年4月…
この流れで、続編まで刊行されているので異例な作品な様な気がします。
ちょっと裏事情も気になる作品ですね…
まとめ
ラノベっぽいけど、しっかりした文章でちゃんとミステリーを読んだ感がある作品!
相葉雅紀さん主演のドラマ版もありますので、ファンの方はそちらでチェックするのもありかもしれません☆
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こんな人にオススメ
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