こんにちは、ちわぷ〜です!
早い物で、気づけばもうじき11月。
この間まで嘘みたいに残暑が続いていたのに、最近は寒い日も増えてきましたね…
皆さん、くれぐれも風邪などひかぬ様、ご自愛くださいね^_^
前回読んでからまだ数日しか経っていないのに、ついついまた読んでしまう中毒性の高い千早茜先生!
今回はデビュー作を読んでみましたのでご紹介いたします☆
「魚神」 千早茜(著) 集英社
あらすじ
遊女屋が多数ある、小さな島。
そこで生まれた姉と弟には、幼い頃より過酷な運命が立ちはだかる…
デビュー作からして既にオンリーワン!
まさかのスケキヨという男がメインキャストで、一瞬白塗りのあのお方が頭をよぎり不安がありましたが、全然大丈夫でした(笑)
千早先生といえば情念渦巻く世界観。
それがデビュー作からして既に完成されてました!
強いて言えば、スケキヨが性格の悪いイケメンじゃなくピュアな感じだったのが、今に続く千早作品とは違うところだったかも。
けど、今回ははそのスケキヨのピュアさによって、二人を取り巻く世界のダークさが際立ち、良いコントラストを作っていた印象です!
現実的な様な寓話的な様な世界観。
そこに雷魚伝説という物が組み込まれて、より一層幻想的で美しい物語になっている印象。
千早先生のスタイル的に、迎合せず思い切りやる感じなので、どうしても読み手を選ぶ作品が多いのですが、今回のデビュー作に関しては全然読みやすいので千早入門としてもアリ!
出るべくして世に出た才能だなぁと改めてリスペクトです☆
まとめ
人気作家、千早茜のデビュー作で、不思議な世界観ながらもとても読みやすいので、まだ千早先生の作品を読んだ事が無い方の入門にもオススメ!
一度ハマればやみつきになる独特な完成の作家さんですので、ぜひ手に取ってみてください☆
千早先生の作品は、以前ご紹介したこちらの作品もオススメです☆
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こんな人にオススメ
独特な世界観の作品を読みたい方
千早先生のファンの方