ちわぷ〜の書評ブログ🐶

アラサーの物書き愛犬家の書評ブログです🐶

『死都調布』の作者が贈る、武蔵野の不可思議な旅!「武蔵野」

 

こんにちは、ちわぷ〜です!

 

今月も引き続き外仕事が多く、電子書籍で漫画を読む機会が多い日々!

しかし、1月からはまた在宅仕事中心になる予定ですので、なかなか長編には手を出せない…

 

というわけで、少ない巻数で面白い作品をブラックフライデーでまとめ買いして読んでおります!

 

本日ご紹介させて頂くのは、「死都調布」でサブカル的人気を確立している、斎藤潤一郎先生の作品です☆

「武蔵野」全1巻(続編あり) 斎藤潤一郎(著) リイド社

あらすじ

様々な物事に絶望した漫画家が、時代に取り残された武蔵野を旅する。

武蔵野線南武線沿線の様々な町々。

癖になる絵柄!そして武蔵野っ子必見!

初めましての漫画家さんでしたが、なんとも言えない癖になる絵柄!

主人公の絶望感が安い言葉ではなく、絵柄から伝わってくる!

 

あと、私も半武蔵野っ子なので今作、それと続編で出てくる街は行った事があるところも多いのですが、マジで空気感そのまま!

 

今回登場の高麗は高校生の頃に一度行った事があるのですが、まさにこんな感じの空気感で、あの異質さは今も覚えてます!

 

同じ街を巡り不思議な物事と出会う系の漫画でも、清野先生とは明らかに違う深い絶望感が付きまとっている感じ。

それが読んでいて嫌にはならず、むしろ浸りたくなってくるのだから不思議な魅力。

 

北朝霞の八百屋さんは、たぶん漫画に出てきたやつではないですけど、2021年頃に私も異質な八百屋さんと遭遇してるんですよね…

 

あれは一応店を構えてると言えるとは思うのですが、一時期仕事で朝霞に通っていたころ、普段店が出ていないのだけど、屋根のある謎の場所に八百屋が出ている日がまれにあって、人でひしめいているのですが、夕方にはもう無くなってる…

あの異質さを思い出しました(^◇^;)

まとめ

「死都調布」の人気作家が武蔵野を舞台に綴る、なんとも言えない空気感の作品。

この異質な画と空気感は、他では体験できなそうです!

 

続編もすでに読み終わってますので、そちらも近く記事をアップいたします☆

 

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こんな人にオススメ

斎藤先生のファンの方

独特なタッチの漫画を読みたい方