こんにちは、ちわぷ〜です!
今回もまたラーメンズの片桐仁さんがYoutubeの「本ツイ」内でオススメしていた作品になります!
先日読んだ諸星大二郎先生の「オリオンラジオの夜」が面白すぎて、こちらもすぐに読んでみました☆
「美少女を食べる(諸星大二郎劇場 第3集)」 諸星大次郎(著) 小学館
あらすじ
密かに開催されている”悪趣味クラブ”
そこで、”美少女の肉”として提供される料理…
これは本当に、美少女のものなのか?
(「美少女を食べる」)
表題作含め、全7本の短編を収録!
読んだことのないテイストの幕切れ!
なんか変態チックなタイトルですが、内容は大丈夫な感じなのでご安心ください(笑)
あらすじ読んで、ちょっとなーと思った方も、今回は世界観が異なる短編集なので、色々なタイプの作品が読めるので、表題作の雰囲気が苦手そうな方でも他の作品は気に入るかも!
「オリオンラジオの夜」とは方向性が違いましたが、今回もメチャクチャ面白かったです!
表題作は悪趣味な展開ながらも目が離せず、そして終わり方は今まで読んだ事のないかなり斬新なタイプ!
個人的には、「鳥の宿」が一番好きでした!
思春期の男の子と、”鳥人間”的な女の子のSF的な物語。
鳥のビジュアルに惹きつけられ、思春期のなんとも言えない心情を短編の中で余すことなく伝える技術はやはりさすが。
あと、「オリオンラジオの夜」でも出てきた不思議な映画館の話が今回もあって、そちらも今回も良かった!
ぼくとちーちゃんの関係性が面白く、なんとも言えないノスタルジックな気持ちにさせられ、今回はSF色もある。
この映画館シリーズすごく好きで、他の短編集にも載っている様だったらそれ目的で買いたい!と思わせるくらいの作品でした☆
まとめ
ひとつひとつ、本当によく練られたプロットの短編集。
ベテランならではの見応えたっぷりの内容。
やはりすごく良い作家さんなので、他にも面白そうなものがあれば読んでみたいと思ってます☆
諸星先生の作品は、以前ご紹介したこちらの作品もオススメです☆
ランキングに参加してみました!もしお手間じゃなければ、ポチっとして頂けますと幸いです☆
こんな人にオススメ
よく練られた短編を読みたい方
諸星先生のファンの方