こんにちは、ちわぷ〜です!
先日、初めて取り上げさせて頂いた楳図かずお先生。
主に学生の頃の思い出を綴らせて頂きましたが、書いていて懐かしくなり、久しぶりに楳図先生の作品を読みたくなりました!
今回は「漂流教室」と並ぶ代表作をご紹介いたします☆
「おろち」 全4巻 楳図かずお(著) 小学館
あらすじ
時を超えて存在する、謎の美少女おろち。
おろちは悲しみを抱えた人々の人生を見守っている…
楳図版火の鳥的な、壮大かつ深い物語!
楳図先生という事で何となく「漂流教室」の様なホラー感ある作品なのかな?と思っていたら、かなり練られた深いストーリーな物語でした!
おろちという謎の美少女が見守る人々の悲喜交々を描いた1話完結型で、1話完結とは言ってもページ数もかなりボリューミーで一人の人物の一生を描き切るくらいの内容。
かなり心に刺さる内容の話が多く、特に印象に残ったのは父親が有名な芸能人に轢かれてしまった少年の物語。
ええっ、そんな感じになっていくの!?という感じであるものの、無理の無いストーリー展開で、本当によく練られた感じの物語。
後はネタバレになりそうな事だらけで何も書けないエピソードにはなるのですが、とある事により共に時を過ごす事になった二人のその顛末。(たぶん読んだ方にはこれで分かるお話)
グッときて熱いものが込み上げてきました。
ストーリー作りのベースがしっかりとされていて、改めて楳図先生の偉大さが分かる作品でした☆
まとめ
かなり深い物語で、大人が読んでもグッとくる物語が多い作品です。
むしろ子供の頃より大人になってから読んだ方が心にくる様な内容な気がします。
読み継がれて欲しい作品でした☆
楳図先生の作品は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆
ランキングに参加してみました!もしお手間じゃなければ、ポチっとして頂けますと幸いですm(_ _)m
こんな人にオススメ
深い人間ドラマを読みたい方
楳図先生のファンの方