こんにちは、ちわぷ〜です!
先日見たyoutubeの本屋で一万円買う企画。
ゲーム業界では革命児らしい、小島秀夫監督の回で紹介されていた樋口有介先生の青春小説が面白過ぎて、私の大大大ブレイク中!
小島監督がその回の中で面白いと言っていた書籍を読んでいこうという気になり、本書を手にとりました☆
「2001 キューブリック クラーク」 マイケルベンソン(著) 早川書房
内容
「2001年宇宙の旅」のメイキング的な書籍。
もう狂気じみたこだわり。
映画ファンにはたまらない狂気!
簡単に言っちゃうと「2001年宇宙の旅」のメイキングなんですが、キューブリック監督の作品作りがまともな分けがないですよね(笑)
もうなんか、安い2時間ドラマの凶器として使われそうなくらいゴツくて分厚い書籍に狂気が一杯詰まっている(笑)
キューブリック監督に付き合う人々もやはり狂気を纏ってる(笑)
映画ファンには嬉しい一冊でしたね!
「2001年宇宙の旅」といえば、映画史上最高のジャンプカットと言う人も多い、あの名場面をはじめエポックメイキングな作品。
ジャンプカットというのは、コアな映画ファン以外には説明が難しい感覚的なカット。
意図して画を飛び飛びで繋いでいく的な手法。
一般ウケの良い作品にはあまり使われないんですよね〜
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」なんかは分かりやすいジャンプカットで素晴らしい映画ですけど、内容がなかなかヘビー^^;
ジャンプカットに限らず、キューブリックの作品って衝撃的。
そして、理解しようがない(笑)
なのに見ちゃう。衝撃的な感性。
「時計じかけのオレンジ」なんて、何度見ても理解できない(笑)
あまりSFは好きではないので、本作は学生の頃に一度しか見てないんですが、なんかもう衝撃的だった(笑)
えっ、猿からやるの?みたいな(笑)
長すぎる作品で、DVDの中にも途中休憩タイムみたいなのが含まれているんですが、放心して立てなかったのをよく覚えています。
こういう化け物じみた才能って、世界見渡してもいないし、才能があったとしてもキューブリックの様に貫き通せるわけでもなく、残念な事に過去作を超えた作品を作れなくなってしまう監督も大勢いる。
映画監督が生涯を通して天才であり続けるのって難しいんだろうな〜と思ってしまう。
キューブリックが思い描いた2001年から、もう23年。
人工意識のあるコンピューターとかなんか最近話題のAIっぽいし、
ちょっとずつキューブリックの思い描いた未来になってきた?
「2001年宇宙の旅」が主軸ですが、他のスタッフの視点などを通してキューブリックの素晴らしさがよく分かる貴重な一冊でした!
まとめ
「2001年宇宙の旅」のメイキング的な書籍です。
かなり分厚いので、キューブリックファンやコアな映画ファンに限られてしまいますが、興味がある方にはたまらない一冊だと思います!
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