こんばんは、ちわぷ〜です!
ドラマチックな展開が続いていく小説も魅力的ですが、
たまには、ゆる〜く読める作品を読みたくなる日もありますよね☆
本日は特に何か大きな出来事が起こるわけではないのですが、
コミカルで、のんびりと読める日常系小説をご紹介いたします!
『麦本三歩の好きなもの』住野よる(著)幻冬舎
あらすじ
大学の図書館で勤務する天然20代女子の麦本三歩。三歩の働く図書館には、優しい先輩、怒りん坊な先輩、おかしな先輩など、個性的な同僚達がいる。
いつも頭の中で個性的な事を考えていて、好きな物に囲まれて日々を楽しんでいる三歩の日常。
言い回しがとてつもなく面白い!
三歩が頭の中で考えている事の言い回しがとてつもなく面白く、何度も笑えました!
作者の方のとてつもないセンスを感じます。
主人公だけでなく、周りのキャラクターがしっかりと立っていて、特に何事も起きない日常を描いているのですが、飽きずに読めて、それでいて要所要所でジーンと来てしまいます。
短編集で一つ一つの物語は短くなっているので、のんびりと自分のペースで読む事ができます☆
単行本と文庫本の表紙
また、単行本と文庫本で表紙が違うのですが、ちわぷ〜がこの本を手に取るキッカケになったのは、単行本の表紙が珍しく人物の写真で、「おっ」と思ったからでした!
なかなか珍しくないですか?
不思議な雰囲気の方だったので調べてみたところ、BiSHというグループのモモコグミカンパニーという方でした!
そして、何かの間違いではなかろうかと二度見して、
どこかの会社の名前が誤植されているのか?と思ったらそうではなく、
他のメンバーの方も調べてみたところ
ハシヤスメ・アツコさんなど、個性的なお名前の方ばかりで衝撃的でした(笑)
第一集、第二集の単行本の表紙はモモコグミカンパニーさんですので、ファンの方はそちらの方をオススメします!
文庫本のイラストもとっても可愛らしくて良いですけどね(^ ^)
まとめ
三歩進んで二歩下がる、といった感じで日常を楽しんでいる三歩の天然な姿にほっこりできる作品です。
今回は第一集を紹介させて頂きましたが、第二集も出版されておりますので、第一集を読んで気に入った方は是非、そちらも読んでみてください!
こんな人にオススメ
笑える日常系の小説をお探しの方
「君の膵臓をたべたい」など、住野先生のファンの方
図書館を舞台にした小説を読みたい方