こんばんは、ちわぷ〜です!
たびたび本ブログで取り上げさせて頂いている浅田次郎先生の作品。
個人的に好きなのもありますが、読書好きの方はもちろん、読書初心者の方にも読みやすいという事もあり取り上げさせて頂いていました。
なのに、不覚にもあの名作を取り上げていなかったので、本日は浅田文学不朽の名作と言っても過言ではない、あの作品をご紹介させていただきます!
知っている方には懐かしく、若い方も入りやすい作品です☆
「鉄道員」浅田次郎(著) 集英社
あらすじ
廃線間近の北海道のローカル線の終着駅。
駅長の乙松は、鉄道員ひとすじで、ローカル線の廃線と共に定年を迎えようとしていた。
妻と娘に先立たれた乙松は、正月も一人孤独に駅に立っていた。
そこにランドセルを背負った少女が現れ、人形を忘れてゆく…
(「鉄道員」)
他、映画化された「オリヲン座からの招待状」など、全8作品を収録。
映画化作品が2篇もある読み応えありな短編集!
2時間ある映画版の方から入られた方はけっこう知らない事なのですが、実は「鉄道員」は短編作品なんです。
言葉ではなく、背中で語るといった感じの主人公の乙松の人生を最低限の文量で描く事によって、余白から乙松の生きてきた人生を想像する事ができ、長編よりもかえって深みのあるものとなっております。
「オリヲン座からの招待状」もかなり好きで、こちらは宮沢りえさん、加瀬亮さん主演で映画化されたのですが、昭和の映画館の感動物語です。
2作品も映画化され、しかも映画版の評判が良かった短編集なんて他じゃありえないんじゃないかな〜と思います!
この短編集一冊で、長編作品2〜3本読んだくらいの満足感を得る事ができます^ ^
まとめ
何となく古臭い印象の設定で若い方は敬遠されるかもしれませんが(自分もはじめはそうでした(笑))
若い方でもあの浅田先生の世界観は絶対にハマるはずなんで、ぜひ軽い気持ちで本を開いてみてください^ ^
映画版のファンだった方も、久しぶりに優しい物語に浸ってみるのはいかがでしょうか☆
「オリヲン座からの招待状」も好きな作品なので、また別の機会にきちんと取り上げさせていただければな〜と思います^ - ^
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こんな人にオススメ
最近の浅田先生の作品が好きで、過去の名作も読んでみたい方
ホロリと泣ける作品をお探しの方
映画版を観て気に入った方