こんにちは、ちわぷ〜です!
歴史小説好きにとっては名高い司馬遼太郎先生の「街道をゆく」シリーズ!
司馬遼太郎先生が歴史ある土地を旅した記録です。
意外にも私は今回が初めて!
現在仕事で調べている島原の乱の舞台になった島原、天草の旅の記録との事で、何か参考になるのではと思って読んでみたところ、メチャクチャ読み応えがありましたのでご紹介させていただきます☆
「街道をゆく-島原・天草の諸道-」司馬遼太郎(著)
内容
時代小説の名手、司馬遼太郎先生が島原、天草の遺構を訪ねた記録。
島原の乱のみならず、この地域の歴史の深い考察と、時たま入ってくる名物を食べた感想なんかもとても面白い!
専門家顔負け!さすが偉大な小説家!
浅田次郎先生の中山道関連の本などは読んだ事がありましたが、司馬遼太郎先生の街道をゆくは初めて。
現在仕事で島原の乱関連を扱っている影響で、色々専門書も読み知識は一通り蓄えたつもりだったのえ、なにか他に参考になるものがあればと思って手に取ったのですが、
流石に司馬遼太郎先生。専門家顔負けの知識、島原の乱に関係無いけど知られざる重要な歴史なんかが余す事なく書き綴られており、超読み応えありました!
島原の乱は宗教一揆か、宗教一揆ではないか?専門家でも意見が割れるところですが、司馬遼太郎先生は宗教一揆ではない派。
その考察も論理的で、
要約すると弾圧に対して立ち上がるという行為自体が教義上辻褄が合わず、幕府が乱の後に統治者に責任を取らせ処刑した事(江戸幕府が出来て以来、大名の処刑はこれが最初で最後との事)からも明らかとの事で、なかなか複雑な島原の乱の核心を短い文で分かりやすく解説してくださっております。
島原の乱関係無いですが、眉山(四国のではなく、島原にも同じ名前の火山があった)の穴迫谷で起きた江戸時代の噴火の話も初めて知り、
見物が禁止なのに流れ出す溶岩を見たくて人が集まり、やがて茶店が出来て、三味線なんかで大騒ぎした、という記録も他には記載がなかったので、読み応えありでした!
そして、何が凄いって、これだけの知識がありながらも司馬遼太郎は島原の乱関連の小説を書いたわけではないらしく(もしかしたら何か長崎関係の作品は書いていたかもですが)
小説家の深い知識に脱帽しました!
まとめ
偉大な小説家、司馬遼太郎先生が島原、天草を旅した記録で、司馬遼太郎先生の鋭い歴史の考察が読み応えありです!
観光でお出かけの予定の方、この地域の歴史に興味のある方には必携の一冊です
(^ω^)
どうやらこのシリーズ、トータルで43冊あるらしく、しかもモンゴルとかアイルランドとか海外編もあるらしい!
今後、何か調べごとがある場合、観光に行く場合は、まず街道をゆくをチェックしようと心に誓いました!
まさに歴史好きの為のガイドブック、地球の歩き方です☆
天草四郎に興味のある方は、以前ご紹介したこちらの小説もオススメです☆
ランキングに参加してみました!もしお手間じゃなければ、ポチッとして頂けますと幸いですm(_ _)m
こんな人にオススメ
島原、天草の歴史を司馬遼太郎先生の深い語り口で知りたい方
島原の乱など、島原、天草地域の歴史に興味のある方
