こんにちは、ちわぷ〜です!
皆さんは、”トキワ荘”というものをご存知でしょうか?
東京都豊島区にあったアパートなのですが、あの漫画の神様、手塚治虫をはじめ、
「ドラえもん」の藤子不二雄、「おそ松くん」の赤塚不二夫(今は「おそ松さん」がスゴイ勢いですよね^ ^)
などなど、偉大な漫画家達が同居し、切磋琢磨し腕を磨いた、伝説のアパートがかつてありました!
今回ご紹介させて頂く作品は、まるでそのトキワ荘の様に、様々なジャンルのアーティスト達が同居する、現代版トキワ荘の様な設定の青春小説になります☆
「スロウハイツの神様」辻村深月(著)講談社
あらすじ
まるで人気作家、チヨダ・コーキの小説の様に、悲惨な殺し合いが起きてしまった…
事件から10年後、脚本家の赤羽環がオーナーを務める、元は環の祖父が営んでいた旅館であった古いアパートは「スロウハイツ」と名付けられ、そこに環の呼びかけで集ったアーティストを目指す若者達が集っていた。
その中には、少女時代の環を救ったといっても過言ではないチヨダ・コーキも加わっていた…
夢を追うアーティスト達の青春を書き綴った物語
とにかく青春度マックスな作品です!
まるで全員主役ってくらい、一人一人のエピソードがしっかりと描かれているので、人それぞれ感情移入する登場人物が違くて、友人らと本作の感想を言い合うのもかなり楽しめました^ ^
上下巻で読み応えたっぷりなので、おうち時間にもぴったりです!
少し長めの作品ですが、ミステリーな要素も入っており、謎を追いながら読めるので、最後まで飽きずに楽しめます(๑>◡<๑)
まとめ
本作のヒロイン、赤羽環は同じ作者の「島はぼくらと」にも登場するので、
こちらを読んで彼女に興味を持った方にも是非オススメの一冊です!
話は繋がっていないので、どちらの作品から読み始めても大丈夫です^ ^
過去に「島はぼくらと」を取り上げさせて頂いた際の記事です
↓
こんな人にオススメ
読み応えのある青春小説を読みたい方
辻村先生のファンの方
「島はぼくらと」を読んで、赤羽環が登場する別の作品を読みたい方