こんばんは、ちわぷ〜です!
世間は全国旅行支援で賑わっている様ですが、私はピークは脱しましたが仕事が忙しく、旅行なんて夢のまた夢という感じです( ; ; )
そんな時は、いつか旅行に行きたい場所を舞台に描かれる小説を読んで、なんとなく行った気になる!という空想旅行的な事をやって楽しんでます^ ^
はたから見てると寂しい人に思われるかも知れませんが(笑)
現地の意外な情報や、その地域の方の生活についても知る事ができるし、いざ行った時に聖地巡礼なんかもできて楽しさが倍増になるので、オススメです^ ^
本日はいつか行きたい場所としてリストアップしてあった、長野県蓼科を舞台にした作品を読んだのでご紹介させていただきます☆
「生きるぼくら」原田マハ(著) 徳間書店
あらすじ
高校時代のいじめがきっかけで、引きこもりとなった24歳の麻生人生。
ある日、シングルマザーで、人生を育て上げた母が家を出て行ってしまい、途方に暮れる。
人生は父方の祖母から母に届いた年賀状を見つける。そこには、祖母が余命数ヶ月である事が記されていた…
両親の離婚以来会ってなかった大好きな祖母に会いに、人生は家を飛び出し、長野県蓼科を目指す…
時を経て再会した祖母と孫
原田マハ先生の作品は初めて読んだのですが、登場人物たちの心情を丁寧に描いていて好感を持ちました!
設定的に主人公に感情移入できるかが心配だったのですが、それも問題なく、優しい家族の物語に浸る事ができました^ ^
登場人物たちの生い立ちが面白く、ストーリーは王道の物なのですが意外と無い様な組み合わせになっていて、しっかりと設定が練られている様に感じました☆
まとめ
人生にふと疲れた時に優しく染み渡って来る物語です。
登場人物たちが成長してゆく微笑ましく、応援しながら読んでる様な感覚で、自分の気持ちも晴れやかになってゆきました^ ^
お米という日本人に欠かせぬ物が一つのキーワードになっていて、お米を炊き上げた時にこの作品の事を思い出して優しい気持ちになれそうです☆
こんな人にオススメ
優しい気持ちになれる作品をお探しの方
蓼科を舞台に描かれる作品に興味のある方
原田先生のファンの方