こんばんは、ちわぷ〜です!
最近、仕事の関係で山や山里にまつわる小説を読んでいるのですが、
とても読みやすい登山を題材にした連作短編集を見つけたのでご紹介させていただきます☆
「八月の六日間」 北村薫(著) KADOKAWA
あらすじ
雑誌の副編集長をして忙しくしている”わたし”は、人生に疲れていた。
ある日、後輩に誘われて登山デビューをすると山の魅力にハマってしまい、それからは休みができる度に一人で登山をする様になる。
四季折々の山の魅力を描いた連作短編集。
登山の魅力に目覚めたアラフォー女子
主人公の設定が多くの方が共感し、感情移入しやすいものになっていると思います。
またアラフォー女子が登山デビューするというストーリーなので、登山初心者の方も主人公と同じ目線で登山の事を知ってゆけます。
やりがいのある仕事に打ち込んで、年と共に昇進して中間管理職になったのだけど、気づけば少しずつ人生に疲れはじめてる…
なんて事を経験した方も多いのではないでしょうか?
そんな時に癒してくれるのが山の魅力!
何も言わず、ただそこに在るだけの雄大な自然は、また少しガンバってみようと背中を押してくれます☆
まとめ
各話毎に四季折々、様々な山が登場するので、飽きる事なく楽しめて、ここ行ってみたいな〜という山を見つけられると思います!
なんとなく北村先生にはミステリー小説のイメージが強かったのですが、謎解きの要素の無い本作も楽しめて、読後感はまるで登山した後みたいな気持ちになって、心が少し軽くなる様な感じでした☆
こんな人にオススメ
登山に興味のある方
自然を感じる作品を読みたい方
北村薫先生のファンの方
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