こんばんは、ちわぷ〜です!
だいぶ前にレコーダーが壊れ、楽しみにしていた大河ドラマが途中で止まってしまっていますが、年末に完結したらNHKオンデマンドに加入して続きを一気観する事を楽しみに、日々ガンバってます!
NHKオンデマンドに加入したら木皿泉脚本のあのドラマも観たいよな〜配信してるのか知らんけど!なんて思いながら加入後の1ヶ月間にドラマを観倒す為に計画を立てて楽しんでいました(^ ^)
というわけで、本日は木皿先生の連作短編小説をご紹介いたします☆
「さざなみのよる」 木皿泉(著) 河出書房新社
あらすじ
43歳の小国ナスミは、癌のため若くしてこの世を去る。
エネルギッシュで、少し抜けているところもあって、愛されていたナスミの死は、残された人々の心に波紋を広げてゆく。
ナスミの死を中心に、その周囲の人々の心情を描く連作短編集。
NHKのヒットドラマ「富士ファミリー」の登場人物の物語!
話が繋がっているわけではないので、ドラマを観ていなくても全く問題なく楽しめるのですが、本作はNHKのヒットドラマ「富士ファミリー」の登場人物達を描いた作品になります!
時系列で言うと「富士ファミリー」の少し前を描いた作品で、小泉今日子さん演じる幽霊の小国ナスミという人物が出てくるのですが、
「さざなみのよる」は、そのナスミの死を中心に置いて、それぞれの登場人物の視点から見たナスミの死を描いた作品になります。
暗い物語の様に感じるかも知れませんが、そこは流石に木皿先生の作品。
優しい言葉にじんわりと温かい気持ちになり、一人の人間がこの世からいなくなる事の重大さと、一人の人間がこの世に居たからこそ続いてゆく営みの幸せなど、様々な感情を感じる事ができ、読み終わった後は前向きになれるステキな作品でした☆
まとめ
「さざなみのよる」と「富士ファミリー」はそれぞれ独立した作品だと思います。
媒体も違うので、どちらを先に見ても良いし、見たい方だけ見る!というのも全然アリだと思いますが、片方見て面白かったらやはり両方に目を通して頂いた方が感動が増すんじゃないかと思います^ ^
木皿先生の小説作品はこちらもオススメです☆
こんな人にオススメ
秋の夜長にじんわりと深い感動を味わえる作品をお探しの方
NHKドラマ「富士ファミリー」のファンの方
「すいか」「野ブタ。をプロデュース」など、木皿泉脚本のテレビドラマのファンの方