こんばんは、ちわぷ〜です!
最近はすっかりテレビ離れしてしまい1月に壊れたレコーダーは買い換える事もなく、ドラマはアマプラやネフリで観る感じの生活を送っていますが、かつてはドラマが大好きで古い作品なども借りてきたりしてメチャクチャ観てました!
連ドラは長いので作品を絞っていかないとなりませんが、私が作品を選ぶポイントは誰が脚本を書いているか?という点だけでした。
今回は、そんな元ドラマ通の私の推し脚本家の一人、木皿泉先生の書いた小説をご紹介させていただきます^ ^
後に、やはり木皿泉脚本により、ドラマ化もされた作品です☆
「昨夜のカレー、明日のパン」 木皿泉(著) 河出書房新社
あらすじ
テツコは、7年前に25歳という若さで亡くなった夫の義父とそのまま共に同居していた。ある日、テツコは新しくできた恋人、岩井から求婚されるが…
テツコと義父の関係を軸に描く、心温まる連作集。
木皿泉とは?
テレビドラマ好きだとお馴染みの脚本家さんですが、小説を中心の方だとあまり触れた事がないかも知れませんので簡単に補足させていただきます^ ^
木皿泉先生は実は二人組の作家さんで、ご夫婦で作品を描かれています!
(藤子不二雄先生的なイメージですかね?)
脚本家としての代表作は
「Q10」などの作品で、観た事ある方も多いのではないでしょうか?
個人的には少し古いですが「すいか」がイチオシです(^^)
実は木皿先生、旦那さんが以前、脳出血で生死を彷徨った経験があり、現在も後遺症を抱えながら執筆をされている様ですが、そういった経験からか、作中から木皿先生の死生観を感じさせる場面やセリフがあり、優しい言葉で語られるのでスッと入ってきますが、決して軽々しくは聞こえず、心に残るセリフを書かれます。
まとめ
若くして亡くなった夫の存在が何気ない日常の中に影を落としており、
テツコと義父の独特な関係やそこにまつわる人々などのエピソードなど楽しく読めながらも、命について考えさせられる作品になっていると思います。
優しく染み渡る言葉に癒される事間違いナシの作品です☆
こんな人にオススメ
「すいか」や「野ブタ。をプロデュース」など、木皿泉脚本のテレビドラマが好きな方
優しく染み渡る作品をお探しの方
溝端淳平さんや星野源さんなど、ドラマ版のキャストのファンの方