ちわぷ〜の書評ブログ🐶

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世界でいちばんタフな15歳「海辺のカフカ」

 

こんばんは、ちわぷ〜です!

 

秋の夜長には深い余韻に浸れる壮大な物語を読みたくなりがちです。

本日ご紹介させていただくのは、村上春樹先生の代表作の一つで、根強いファンを持つ作品になります☆

海辺のカフカ」 村上春樹(著) 新潮社

あらすじ

15歳のを迎え、東京の中野区に住む”僕”は知らない街へ旅に出て、小さな図書館の片隅で暮らす様になる。

僕は”世界で一番タフな15歳”になりたいと願っていた。

 

空から突然、2000匹の生きた魚が降り注いできたら…

言葉を持たないネコ達が、名前を持たない悪夢を抱えていたら…

この世は不思議で満ちている…

壮大な村上春樹ワールド!世界の蜷川が舞台化!

本作も村上春樹ワールドは健在です!

そして、数々の作品の中で、本作で綴られる言葉は随一に美しく、そして深い余韻を感じます^ ^

 

ギリシア悲劇源氏物語などの様々な日本の古典を下書きにしていて、それも村上先生の美しい文章とマッチしていて、本作の深みを引き出しています!

 

日本を代表する演出家だった蜷川幸雄さん演出で舞台化されるという事で、普段好きな小説の舞台化はあまり観に行かないのですが、村上春樹×蜷川幸雄という組み合わせに興味があり、2014年に観に行ってきました!

 

冒頭に水槽に入った宮沢りえさんが出てきた時の美しさがハンパなく、想像を遥かに超える美しく幻想的な舞台になっていました^ ^

まとめ

幻想的で美しい言葉で綴られる物語に引き込まれる作品です。

 

舞台版が気に入られた方は、より深く村上先生の言葉の世界に浸れるので原作も読んでみる事をオススメいたします☆

 

村上先生の作品は以前取り上げたこちらの作品もオススメです!

こちらはデビュー作で、ファンタジー要素の無い作品になります☆

chiwawatan.hatenablog.com

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こんな人にオススメ

言葉の美しい、壮大な物語を読みたい方

村上春樹先生のファンの方

蜷川幸雄演出の舞台版を観て気に入った方