こんにちは、ちわぷ〜です!
お知り合いの方が近々弾丸で韓国に行かれるとの事で、どうしたのかと思ったらヒグチユウコさんというイラストレーターさんの美術展に行かれるとか!
何でも韓国限定のグッズがあるらしく、それがお目当てなのだそう。
それほど惹きつけるヒグチユウコさんって何者?と思い調べてみたところ、小川先生の本の表紙など、私が好きな作品にもけっこう関わってらっしゃって、どれも印象に残ったものばかり!
調べてみたら、児童向けっぽい作品も描かれているそうで、早速読んでみました!
大人でも感動間違いナシの傑作でした☆
「せかいいちのねこ」 ヒグチユウコ(著) 白泉社
あらすじ
猫のぬいぐるみのニャンコは、持ち主である子供にとても可愛がられている。
しかし、その子はもう7歳になり、一般的にぬいぐるみ離れをする年齢に。
ニャンコは、本当のネコになって、いつまでも男の子に可愛がってもらいたいと願う様になり…
まるで子供の頃の様に感動してしまった!
イラストレーターさんとの事で、正直ストーリーよりも絵に期待して手に取りましたが、読んでみてびっくり。
むしろストーリーテーラー?くらいのレベルで話が面白すぎる!
絵本にしては長いし、児童小説にしては絵が多いし、という感じで、絵本と児童小説のいいとこ取りといった感じ。
早い人なら15分もあれば読み切れるくらいな文量だと思うのですが、イラストが良過ぎていつまでも見ていられるので、たぶん私は40分くらい掛かったと思います!
絵は結構独特の感じで、何というか分かりやすく可愛いイラストというわけではないのですが、読んでいる内に好きになってしまいました。
人間っぽく2足歩行していてお洋服を着ているネコという独特の世界観ですが、衣装込みで可愛くて、何だか人間っぽい表情をしている様に見えてくる。
本物のネコになる事を目指して、ぬいぐるみのニャンコは旅立ちますが、そこで出会う様々なネコを通してメッセージを投げかけてくる感じ。
特に帽子を被ったネコとのエピソードが好きで、久々に号泣。
まさか泣かされるとは思わなかったので衝撃的でした。
文章が長い分、小学生くらいからが対象年齢になるのかなぁと思いますが、お子様はもちろん、これは大人が読んでもグッとくる!
ヒグチユウコ先生の才能に非凡さを感じ、実は今日他にも何冊か読んでました!
またそちらも近く記事にする予定です☆
まとめ
人気イラストレーター、ヒグチユウコ先生の作品で、お子様だけでなく大人にもオススメの内容!
絵もストーリーもワードセンスも天才的で、今年の中でも上位にくるくらい感動させてもらいました☆
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こんな人にオススメ
独特の世界観の作品をお探しの方
ヒグチ先生のファンの方