こんにちは、ちわぷ〜です。
8月は書評ブログも戦争関連本の紹介が多く、気になった本がたくさんあったので少しずつ読ませて頂いております。
今回は原爆関連。
祖父が原爆に深い関連がある、日米の二人が書いたものです。
「「キノコ雲」の上と下の物語 孫たちの葛藤と軌跡」 朝日新聞出版
内容
広島と長崎で二重被曝した祖父と、広島と長崎どちらの原爆投下時にBー29に乗っていた祖父。
二人の孫が、出会った時、どんな会話が生まれるのか…
意外な視点のノンフィクションですが、深いです
むかし、仕事で原爆関連を調べていた時期があり、広島と長崎で二重被曝された方がいるのは知ってましたが、どちらの原爆投下時にもB-29に乗っていたアメリカ人の方がいたというのは初めて知りました。
そして、その二人の孫が出会うというノンフィクション。
2人だからこそ知る祖父の言葉。
重みがとてもありました。
あのジェームズ・キャメロン監督が広島と長崎の原爆にまつわる映画を撮ろうとしていたというのも知らなかったのでびっくり。
「アバター」の制作前から動いていたようですが、今年の8月にも記事が出ていて実現に向かっている様です。
具体的には、本書に登場する二重被曝された山口疆(つとむ)さんの体験を基にした映画との事で、公開されたらそちらも観に行こうと思ってます。
まとめ
広島と長崎で二重被曝した祖父と、広島と長崎どちらの原爆投下時にBー29に乗っていた祖父。
二人の孫が、出会い会話するというノンフィクション。
二人だからこそ話せるという内容が多く、重みのある一冊でした。
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こんな人にオススメ
原爆について深い話を聞きたい方