こんばんは、ちわぷ〜です!
夏らしい爽やかな物語を求めて、新しい作家さんを開拓致しましたのでご紹介させて頂きます☆
良い青春ものでした(^ ^)
「キシャツー」 小路幸也(著) 河出書房新社
あらすじ
北海道の海辺を走るワンマン電車とその周囲で繰り広げられる青春物。
ある日、仲良し女子高生三人組が、車窓から砂浜に建てられたテントを見つけて…
北海道の短い夏とさわやかな青春!
今回は完全にジャケ買いです!
表紙を見て、てっきりスラムダンクで知られる江ノ電沿いとかの話かな〜と思ってましたが、まさかの北海道!
けど、北海道の夏は短く刹那的で、より青春が際立つという新たな発見があり、満足しております^ ^
北海道は、「鉄道員」とかのイメージで、雪の中を走る列車のイメージが強かったのですが、夏も良いですね!
一つの大きな物語が進行している中で、登場人物の視点が入れ替わってゆくスタイルの物語で、それぞれ切実な葛藤を抱えています。
それぞれの人物が言葉にできず、頭で考えている事が面白くて、登場人物の視点を入れ替えた利点が活きており、ストーリー的には内容は軽めで読みやすい王道青春小説といった感じでしたが、見せ方的にかなり緻密に練られた印象で好印象でした☆
まとめ
好き嫌いのない王道の青春小説で読みやすく、それでいてギミックをかなり工夫した力作だったと思います!
若者向けな内容ですが、青春小説好きなら楽しめるんじゃないかな〜と思いました☆
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こんな人にオススメ
北海道の夏を舞台に描かれた青春小説を読みたい方
小路先生のファンの方
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