こんばんは、ちわぷ〜です!
夏になるとやはり思い出されるのは、かつてあった戦争…
8月になるとテレビなどで取り上げられる事も多くなり、きちんと学ばなければと思いながらも、なかなか直視しずらい生々しさがあったりします…
本日はそんな方にオススメの漫画的な読みやすくどこか可愛らしい絵柄ながら、きちんとした研究に基づいて作られたマンガをご紹介いたします!
「ペリリュー 〜楽園のゲルニカ〜」全11巻 武田一義(著)
あらすじ
太平洋戦争末期のペリリュー島が舞台。
美しい楽園の様なその島では、日米5万人以上の兵士の戦いがあった…
圧倒的な劣勢の中、戦い続ける日本軍守備隊の想いとは…
ペリリュー島とは?
今作を読むまでその島の名前を知らずにいたのですが、ペリリュー島はパラオの熱帯の島で、ググってみたらそれはもう美しい島で、まさに楽園と呼ぶにふさわしい島でした!
しかし、そんな美しい島には今も戦争の傷跡があり、ネット記事によると、当時の戦車などが今も野ざらしの状態で残っているみたいです…
今作で主に描かれるのは、熱帯の過酷な環境下で、物資も満足に無い中、戦い続けた日本兵たちの想い、そしていかにして生きようとしたか…
描かれているのはフィクションではありますが、ペリリュー島から生還してきた方への取材をはじめ、当時の状況を深く研究した上で描かれているので、当時の状況をよく知る事ができました。
絵柄も漫画ならではの2頭身くらいの可愛らしい物になっていて、それも読みやすく良かったと思います。
親しみやすい絵柄ですので、過酷な状況下の描写があっても読む事ができました。
アニメ化もされていて、そちらは未見なのですが、この絵でしたらアニメ映えしそうです!
アラサーの私達や、その下の若い世代はどうしても戦争という物を遠い過去の出来事だと思ってしまうところがあり、学校の授業でチョロっと扱われるくらいで、それ以上学ぼうという方は少数かと思いますが、
こういった絵柄の作品でしたら若い世代も興味を持つんじゃないかな〜と思い、その点含めて良い作品だな〜と思いました☆
まとめ
実際にあったペリリュー島の戦いをベースにしたフィクションで、きちんとした取材の基でのフィクションですので、当時の状況がよく分かる作品になっております。
可愛らしい絵柄ですので、「はだしのゲン」の様な生々しい表現はちょっと…という方にも読みやすいんじゃないかと思います!
もちろん、戦争の悲惨さはしっかり描かれておりますが…
若い世代の方にもオススメの作品で、この絵だったらちょっと読んでみようかな〜と思いましたら、ぜひ試し読みでもしてみてください☆
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こんな人にオススメ
戦争の事を学びたいが、生々しい描写が苦手で手が出なかった方
ペリリュー島の戦いに興味がある方