こんにちは、ちわぷ〜です!
今回は久しぶりにミステリーでない奥田先生!
80年代の東京を描いた青春物を読んでみましたので、ご紹介させて頂きます☆
「東京物語」 奥田秀朗(著) 集英社
あらすじ
久雄は、大学上京と共に上京する。
80年代の東京を舞台に、一人の男の青春を描く…
小津安二郎とは違う、奥田先生の”東京物語”!
なにか奥田先生の作品を読みたいな〜と物色していたところ、あの名画「東京物語」と同じタイトルのお話が!
まだ私が生まれる前の時代の青春物語とのことでしたが、アラサーになり事実上、東京を卒業した感じの私にとって東京はもはや懐かしい街。
この間赤羽に行ったのがヘタしたら今年最初で最後。東京に行ったと言っても、赤羽じゃ川を越えればそこはもう埼玉県(笑)
愛着があるわけではないのですが、なんとなく郷愁があり、読んでみることにしました!
80年代を丸っと描いた様な物語で、その時代生まれてなかったのになんだか懐かしい!
面白おかしくは書いていますが、普遍的な感じなので、どの時代に青春を迎えた人でも主人公の感情など、懐かしく感じるのではないでしょうか。
ミステリーじゃない時の奥田先生の作品ってぶっ飛びガチですが、本作はぶっ飛んでないので万人ウケしやすそう!
時系列を行ったり来たりしながら長い期間を描き、そこで恋などの青春があるのですが、駆け抜けてる感じがとても良い!
そして出てくる女性がみんなナイスキャラ!奥田先生らしさが出てる^ ^
今回もとても楽しませて頂きました☆
まとめ
80年代の東京での青春を描いた作品です。その時代に思い入れがある人はもちろん、80年代ってよく知らないっていう若い方も楽しめる!
そこまで文章が詰まっているわけではなく読みやすいので、ぜひお気軽にお読みくださ〜い☆
奥田先生の作品は、以前オススメしたこちらの作品もオススメです☆
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こんな人にオススメ
80年代に思い入れがある方
奥田先生のファンの方