こんにちは、ちわぷ〜です!
本日はニードル(id:kokoko777)様に教えて頂いた書籍。
この著者の名前はあまりにも有名過ぎ。世間に疎い私でも流石に事件のあらましから知っていたので、恐る恐る読んでみました…
「逮捕されるまで 空白の2年7ヶ月の記録」 市橋達也(著)幻冬舎
内容
英会話講師を殺害し、逃亡した市橋容疑者が自ら逃亡生活を綴る。
逃亡した2年7ヶ月の記録
混乱がそのまま文章になった様な書籍
市橋容疑者の逃亡生活は映画にもなり、モデルになっている作品もあるくらい。
若い方はもしかしたら知らないかもですが、アラサー以上はどんなに疎くても知っている様な事件。
そんな日本中に知られていながら、2年7ヶ月も逃亡した市橋容疑者。
本人の口から語られる言葉は、やはり生々しい。
何冊かこの手の本人が綴った系のレポを読んできて、他と比較しての印象は、
被害者に対する謝罪を多く口にしている事。
2年7ヶ月の日々、その記憶がかなり断片的である事。
それにより、逃亡中の混乱がこちらにも伝わってきました。
当時かなり報道があったと記憶してますが、その報道の仕方、視聴者の受け取り方によって犯人像は歪んでゆく様に感じます。
自力で整形したりかなりセンセーショナルでしたし。
一番印象的だったのは、逃亡先のテレビでよくある超能力者が犯人がどこで何をしているか当てる系の番組を見ていたら、自分が出てきてそれがまるっきり違ったという事。
当時その手の番組が流行ってましたね〜
テレビが壊れて一年も経つのでだいぶ疎いのですが、今もそういうのあるんでしょうかねぇ。
他にも、市橋はゲイで、逃亡中の市橋と歌舞伎町で会ったという男性が番組に出ていて、そんな事は一切無いのにと混乱したという話。
こういう報道がされてれば、そりゃあ正確な犯人像って伝わるわけないよなぁと思ってしまいました。
当時あれだけセンセーショナルだったから、マスコミが面白いところだけクローズアップしちゃったんでしょうかねぇ…
思いがけず、そういった報道の仕方に対しても考えさせられた一冊でした。
まとめ
あの有名な市橋達也が逃亡生活を綴った貴重な一冊。
本人の口から出ている言葉なので生々しさはありますが、主に逃亡生活についてですのでこの手のルポが苦手な方でも比較的読みやすいのではないかと思います。
報道されたものではなく、実際に経験した本人の口から語られる逃亡生活は、想像を絶下ものでした。
ニードル様のオススメは、以前ご紹介したこちらの書籍もオススメです!
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こんな人にオススメ
市橋達也の実際の逃亡生活を知りたい方