こんにちは、ちわぷ〜です!
本日はニードル(id:kokoko777)様に教えて頂いたルポ。
事件発生時近場にいたみたいで、背筋が凍った事件でした…
「いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件」 大崎善生(著) KADOKAWA
内容
2007年、携帯の闇サイト”闇の職業安定所”を介して出会った男達が引き起こした殺人事件のルポ。
被害者の母親や当時の恋人の協力により、事件の全貌が明らかにされる…
当時近くに滞在していたのに、知らなくて今さら背筋が凍ってきました…
世間知らずな私はまるっきりこの事件の事を知らず、ニードル様に教えて頂かなければたぶん一生知る事がありませんでした。
色々教えて頂いてますが、今回もとんでもない事件…
そう言えば2008年ごろ、闇サイトネタのB級映画とかVシネマとかたくさん出てて何なんだろうこれ?と思った記憶がありますが、これが元ネタだったんでしょうね…
そしてびっくりしたのが、関東民の私が当時名古屋に滞在しており、目と鼻の先で起きていた事件だという事!
当時、学生だった私は夏休みを利用して名古屋に旅行というよりも滞在と言った方が良いほど長期間おりましたが、何も知りませんでした…
今回のテーマの一つになっているのは、死刑制度。
とんでもなく凶悪な事件を起こしても、犯人は3人で、被害者は1人。
日本の基準だと、一人だとなかなか死刑にはなりにくいが、被害者の親族はそれでは納得できない。
そして、当時この手の闇サイトを介しての事件は増えていく可能性があり、この事件の判決は大きな意味を持っていた…
本書は、事件の詳細が細かい会話まで含めて犯行の様子がかなり詳しく書かれているので、生々しい…理不尽すぎる。
そして、その後の裁判のとんでもない展開…
長い年月に渡り、二転三転してゆく…
事件の事もそうだけど、司法の事も深く考えさせられる一冊でした。
まとめ
誰でも被害者になり得る様な理不尽過ぎる事件を通して、司法のあり方が考えさせられる一冊でした。
それにしても世の中とんでもない事件で溢れていたんですね…
ニードル様、ありがとうございました。今回もまた色々と考えるきっかけになりましたm(_ _)m
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