こんにちは、ちわぷ〜です！
最近ハマって読み続けている樋口有介先生。
いつもは青春ミステリーですが、今回は本格？ミステリーをご紹介いたします⭐︎
「ピース」 樋口有介（著） 中央公論新社
あらすじ
埼玉県の山中で連続バラバラ殺人事件が起きる。
寂れた山奥に暮らす訳あり風の人々…
青春ミステリーの巨匠が贈る、本格ミステリー。
今回は青春感まるっきりナシなので、大人も読みやすい！
埼玉県の奥の方、秩父の奥の方とか両神とかあの辺が舞台になります！
面白いんだけど、青春ミステリーってある一定の年齢を超えるとそもそもジャンル的に受け付けないという方も多いので、オススメしにくい部分はあったのですが、
今回はその辺は大丈夫そう！
簡単に言っちゃうと、バラバラ殺人事件の犯人は誰？みたいなミステリーで、怪しいヤツが結構いる、みたいなありきたりと言えばありきたりな設定なのですが、
やはり樋口先生の文章は素晴らしい。
青春ミステリーの時とはまるで質の違う筆でありながら、まるっきり方向性が違う遊びのない状況の中の会話も面白く書けていて。
本格ミステリーというと、そこまで深い謎とか深いテーマとかはなく、ものすごい意外性がある展開というわけではないのですが、樋口先生は文章で読ませてきます。
樋口先生のタッチだと、これくらいの謎がちょうど良い。
謎解きを楽しむというよりは、面白い文章を読もうという感じですので^_^
じゃあこういう路線のと青春ミステリーのと、今後どちらを読みたいか？と聞かれると樋口先生の場合は、青春ミステリーが面白過ぎなので青春ミステリーという答えにはなりますが、とても楽しく読めました！
まとめ
青春ミステリーが人気の樋口先生が描く、青春感のまるでないミステリー。
青春ミステリーが苦手な方も読めるので、樋口有介入門としてアリな一冊！
青春ミステリーでも大丈夫だよ〜という方は下記の記事の作品や、下記の記事の中にリンク貼ってある作品とかオススメです☆
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こんな人にオススメ
文章が上手い、本格ミステリー小説を読みたい方
樋口先生のファンの方
