こんにちは、ちわぷ〜です!
先日読んだデビュー作が衝撃的に面白かった樋口先生!
どうしてもまたあの文章が読みたいと思い、また青春ミステリーを読んでみました☆
「風少女」 樋口有介(著) 東京創元社
あらすじ
父の危篤により、故郷の前橋に帰郷してきた亮。
かつて好きだった女子が謎の死を遂げた事を知り、その妹と真相を究明する事になり…
主人公の佇まいが独特!
デビュー作と同じ青春ミステリー、主人公の佇まいが大人っぽいなどの共通点がありますが、大抵の作家さんがヒットした路線を継続しジェネリック的な作品を出してくるのに対し、樋口先生は一味違う。
前橋は樋口先生の地元の様で、私も何度か行った事がありますが、空気感を思い出す。
冬場ってなんか澄んだ空気がする街。それが作品にも出ていて、デビュー作の夏を舞台に描いた青春ミステリーとはまた違った感じ。
かつて好きだった子の死を追うというミステリーで、大人になりつつある同級生などの背景が冬の空気とマッチしています。
今作も非常に楽しませてもらいました!
空気感が本当に好き!
ミステリー感も変に凝ってなくて、これぐらいが私にはちょうど良い!
そして会話の感じが本当に面白い!
会話だけで数ページ持たせてくる。変にコメディリリーフ的なキャラとか出さなくても面白く思えちゃうセリフの面白さ。
だいぶ中毒性のある作風。
たぶん、来週も樋口先生の作品読んじゃうと思います☆
まとめ
青春ミステリーを読むならこの人しかないって感じの先生で安心して読んでられます!
主人公が大人びているので、子供っぽくはないので大人でも読みやすい作風の先生だと思います( ^ω^ )
樋口先生の作品は、以前ご紹介したこちらの作品もオススメです☆
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こんな人にオススメ
ハイレベルな青春ミステリーを読みたい方
樋口先生のファンの方