こんにちは、ちわぷ〜です！
昨年から未だ終わりが見えない家周辺の工事により、私の仕事のルーティンも乱れに乱れ、とりあえずちょっとでも静かな時にやる、うるさい時は買い物とか本屋さんに資料探しに行くなどでなるべく良い具合にやれる様に努力してます！
そんな私にとって眩しいのは、五郎丸選手のごとくルーティンがある方々。
そして意外や意外、歴史上に名前を残した破天荒なイメージのある天才アーティストの多くは、ルーティンを守り規則正しく生活していた！？
なかなか面白い一冊を見つけましたので読んでみました⭐︎
「天才たちの日課」 メイソン・カリー（著） フィルムアート社
内容
天才アーティストはみんなルーティンを守る規則正しい人物だった！？
天才の周囲でそれを目撃した人間、天才の発言をまとめた書籍で、１ページ〜２ページに一人紹介というペースで欧米のアーティストを中心にまとめている。
日本からは村上春樹先生が登場！
窮屈な生活に見えるが、それこそが作品を生み出すためのルーティン！
本当にたくさんのアーティストが出てきて、中にはえっ誰？という方もいましたが、とても楽しめました！
色んなタイプの天才が出てきますが、一番驚いたのはみなさん朝が早いという事！
ベートーヴェンとか、カントとか、とにかく朝早く起きて午前中に重要なタスクの仕事をやり終えている。
誰か忘れたけど、最近インタビューで見た日本の有名な起業家の方もこのパターンでした！
そして間は結構みんな独特だけど、だいたいおやつの時間くらいから徘徊を始めて、夜はちょこっと友達と遊んだりして早めに寝て、また朝早くから頑張る！
という感じ。
一日中創作活動をしてる様なイメージの方もいましたが、そんな事はなく、とにかく午前中に頑張る感じが大半。中には寝坊助さんもいましたが、よくよく見てみると時間がズレているだけで中身はそんなに変わらない。
その中で独自のクセを各々出してきて、ベートーヴェンは毎日60粒のコーヒー豆でコーヒーを飲む事に拘ったとか。
こっそり一粒だけ取り出して、バレるかどうか確かめてみたい（笑）
早めに仕事を終えて、夕方からの交流の時間を持つというのは素敵な感じ。
なんかこの交流の時間が現代人には欠けている様な気がします。
カントに至っては、毎日長い時間を歩いて、ジョゼフ・グリーンという友人を訪ねていたとか！
わざわざ長い時間掛けて毎日会うとか超仲良し（笑）
この二人のルーティンは、他者を巻き込んでこそ成立する（笑）
奥さん大好きダーウィンは、奥さんとの間にたくさんの子をもうけたとの事ですが、晩年までほんと奥さんにかかりっきり！
小説を朗読してもらったり、ピアノを弾いてもらったり、ゲームに付き合ってもらったり、まるで付き合いたてのカップルの様（笑）
ユゴーはなんか色々超越しちゃった人（笑）
毎日愛人からの手紙を朗読し、9軒隣に愛人を住まわせ、お昼くらいにはみんなに見られるところで行水（笑）
なんかレミゼより、この人自身の人生の方が壮絶そうw
この破天荒なルーティンからレミゼの様な感動大作が誕生するとはw
あと、ドイツのシラーさん！
歴史学者で、劇作家で、哲学者というものごっつい肩書きのお方ですが、
仕事部屋の引き出しの一つを腐ったリンゴでいっぱいにしていた、そうです！
リンゴの腐敗した匂いが創作意欲を高めたそうですけど、よく分からないけど要するにアロマ効果という事でしょうか。
自分のルーティンに取り込むとしたらお散歩はとても良いかも！
この本に出てきた多くの人が歩いていた理由は、歩いている途中に仕事にまつわる事を思いつくからだとか。
徘徊してるわけでもないし、散歩っていうかもはや放浪じゃんってレベルで歩く人もいましたが、とても仕事に良い影響を与えそう。
毎日続けるためにも、私もジョゼフ・グリーンの様な友を探さなければw
あとユゴーの行水のパターンは、映画監督のウディ・アレンもやっていたそうで（公衆の面前ではなく）気分転換にお昼にシャワーも良さげ！
まとめ
欧米の有名アーティストのルーティンをまとめた本で、自分に取り入れられるものもあるし、取り入れようがないのもありますが読み物として面白いです。
なんか、これ読んでからダーウィンとユゴーのファンになっちゃいそうです（笑）
カントの哲学書は読んだ事なかったけど、ジョゼフ・グリーンのくだりでどんな悟りを開いたのか気になるので、そのうち読むかも！
女性編の書籍もあるとの事なので、そちらもチェックしたいと思ってます☆
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こんな人にオススメ
欧米アーティストのルーティンを知りたい方
自分のルーティンを模索している方
