こんばんは、ちわぷ〜です🐶
本日は浅田次郎先生の最新刊をご紹介いたします*
原点回帰の泣ける小説になっておりますので、オールドファンにもおすすめの内容です
「母の待つ里」浅田次郎(著)新潮社
あらすじ
上京して四十年、一度も帰ろうとしなかった故郷で温かく迎えてくれた名も知らぬ”母”
それは一流カード会社が用意した、理想の”ふるさと”だった。
そこには、お金はあるが母の愛に飢えた人々が一晩限りの”母”を求め、やってくる…
浅田次郎、原点回帰!
「鉄道員」だったり、浅田先生の泣ける小説が好きな方は絶対に楽しめる内容になってます!
浅田先生は時代物だったり様々なジャンルを書かれておりますが、その中でもとりわけ人気があるのがジーンと泣ける話ではないでしょうか?
本作はそんな浅田先生の真骨頂とも言える、きっちり泣ける小説となっております。
前作、前々作と時代物が続いたので、時代物はちょっと…と間が開いていた方も多いのではないかと思います。そんな方は是非速やかに浅田先生の元へお戻りください(笑)
まとめ
カード会社が用意した故郷というユニークな設定が面白い本作。しかし、奇を衒っているわけではなく、本質的な母の愛情をしっかりと描いております。
こんな故郷だったら一泊高い料金を取られても、そりゃあ泊まりたくなっちゃうよな〜とお金持ちでもなんでもない、ちわぷ〜でも思ってしまいます。
コロナ禍でなかなか故郷へ帰省できない方、夏休み、お盆休みの帰省を取りやめた方、仕事が忙しくて帰れない方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方々もこの本の中の”故郷”へ帰ってみてはいかがでしょうか?
こんな人にオススメ
泣ける小説をお探しの方
なかなか帰省できていない方
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