こんばんは、ちわぷ〜です🐶
ミニシアターのあのこじんまりした雰囲気で観る映画って良いですよね〜
というわけで、今回はミニシアターにまつわるオムニバス作品をご紹介いたします✴︎
「ミニシアターの六人」小野寺史宜(著)小学館
あらすじ
銀座のミニシアターで2年前に亡くなった、知る人ぞ知る名監督、末永静男の追悼上映が行われている。21年前に公開された『夜、街の隙間』という作品が上映されており、興行的に成功した監督ではなかった為、上映期間はたったの一週間。
DVD化されていないこの作品は、このミニシアターに来ないと観る事ができない。
ミニシアターに集った六人の観客の物語。
銀座という街に愛着を感じる物語
銀座のミニシアターで上映されていて、『夜、街の隙間』も銀座の夜を描いた作品という設定。劇場を一歩出ると映画と同じ光景が広がっている…
銀座というと高級なイメージが付きまといますが、この作品では背伸びしない銀座の日常を描いています。
映画愛を感じる作品です
ここからはかなり余談なんですが、映画館を出ると映画で観た夜の銀座が広がっているという設定から『祇園祭』という幻の映画を思い出しました。
文字通り、京都でちょうど行われている祇園祭を描いた時代劇なんですが、三船敏郎や高倉健や志村喬など、ちょっとした役にもスターが起用されている大河ドラマ顔負けのオールスター映画です!
しかし、諸般の事情によりDVD化されておらず、祇園祭の時期にだけ、京都文化博物館で上映されるという大変レアな作品です!
実は、ちわぷ〜はこれがどうしても観たくて、新幹線に乗って京都まで観に行った事があります(笑)
上映が終わって京都の街に出ると、コンコンチキチン、コンチキチンと祇園祭が実際に行われていて感動したな〜
と、映画マニアっぷりを露呈してしまい、かなり脱線してしまいましたが、
映画愛が感じられる作品なので、映画が好きな方はちわぷ〜の様に楽しめるんじゃないかな〜と思いました!
こんな人にオススメ
銀座という街に特別な思い入れがある方。
ミニシアターが好きな方。
映画愛のある作品を読みたい方